2008年8月6日

『「残業ゼロ」の人生力』吉越浩一郎・著

【「残業ゼロ」に続編登場!】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4820717251

本日の一冊は、ベストセラー『「残業ゼロ」の仕事力』の著者にして、19年連続増収増益を達成した元トリンプの代表取締役社長、吉越浩一郎さんによる待望の続編。

※参考:『「残業ゼロ」の仕事力』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4820717138/

残業なしで業績を上げ、自身のプライベートライフもエンジョイしているという著者が、仕事だけに偏らない人生戦略を説いた、注目の一冊です。

仕事の効率を上げるためにデッドラインを設ける、成果にフォーカスする、体力の回復に努める…。

前著を読んで誤解した方もいたらしいですが、あくまで著者の主張は、「ワークが充実するからライフも充実する」ということ。

本書には、そのための仕事術と、プライベートを楽しむためのちょっとしたコツが書かれています。

最低でも一年に一度、二週間続けて休む、早く家に帰って奥さんと一緒に話をする、深夜のドカ食いと睡眠不足を避けるなど、ちょっと努力すればできる現実的なアドバイスが並んでおり、参考になります。

定年を迎えた瞬間に人生の目的を失う、ということのないように、今から読んでおきたい一冊です。

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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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「定年になったら残りは余生だから、あとはのんびり過ごすさ」という人は、定年後の日々がのんびり過ごせるほど短くはないことをわかっていません

有給休暇も病気になったときのためにあると思ったら大間違いで、じつはバカンスのために使うのが正しい。そして、バカンスというのもまた、人生戦略を考えるうえで必要不可欠なものなのです

仕事は「勝ち組」でも人生全体では「負け組」という人を、私はたくさん知っています

本生をともに過ごす単位は夫婦というのが普通ですから、あなたが男性なら、早く家に帰って奥さんと一緒に話をすることが、立派な本生の準備だといえる

健康のためにもっとも避けなければいけないのは、深夜のドカ食いと睡眠不足

努力はもちろん大切だし、他の人より努力しなければ、仕事というゲームには勝てません。ただし、評価の対象はあくまで、努力ではなく成果なのです

大事なのはこれまでの実績を見て、これぐらいの期間を与えれば十分終わるだろうという余裕を与えてはいけないということ

仕事のパフォーマンスを落としたくなければ、体力の回復に努める

最低でも一年に一度、二週間続けて休むことが、健康な毎日を送るために必要

いまの日本人に足りないのは、ちょっとやそっとのことではへこたれない野性味。そして、それは無菌状態の環境で純粋培養されたら絶対に育ちません

競争に耐えられる自立した人間に育て、社会に送り出すことこそが、本当の愛情

子どもにも残業をさせるのか

夫婦同伴がオフ人脈につながる

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『「残業ゼロ」の人生力』吉越浩一郎・著
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4820717251
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◆目次◆

はじめに
第1章 なぜ「残業ゼロ」で人生力が上がるのか
第2章 「仕事力」あっての「人生力」
第3章 「残業ゼロ」の次は「バカンス」を実現せよ
第4章 「残業ゼロ」なら子育ても楽しい
第5章 人生を豊かにする人脈術・交流術
第6章 吉越流「本生」の愉しみ方

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