2008年1月16日

『未来をかえる イチロー262のNextメッセージ』

【イチローの名言再び】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4835616871

本日の一冊は、2005年に刊行され、ベストセラーとなった『夢をつかむ イチロー262のメッセージ』の待望の続編。

※参考:『夢をつかむ イチロー262のメッセージ』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4835615123/

インタビューの際のコメントを中心にまとめたものですが、今回もイチローならではの名言が満載です。

野球という、ビジネスから見たら一見畑違いのジャンルですが、こ
こで述べられている心構えは、スポーツに限らず、ありとあらゆる
仕事に共通する内容だと思います。

「プロ野球選手になりたかった理由は……かっこよかったから、に
決まっています」「はじめは、何かになりきることから」など、何
かを始める人へのアドバイスにはじまり、成果を出すための考え方、
道具を大切にする姿勢まで、じつに示唆に富んだ言葉が並んでいます。

本音で言うと、前著『夢をつかむ イチロー262のメッセージ』の方
が感銘を受けましたが、イチローの仕事に対する姿勢を学びたい方
には、おすすめの一冊です。

ぜひ読んで、明日以降の仕事の活力源にしてください。

————————————————————
▼ 本日の赤ペンチェック ▼
————————————————————

やってみて「ダメだ」とわかったことと、はじめから「ダメだ」と
いわれたことは、ちがいます

桑田さんは、昔の自分でないことを受けいれていらっしゃいますよ
ね。……なかなかできることではありません

もがいてももがいても、ダメなときってあると思うんですが、でも、
そんなときこそ、自分に重荷を課さなければならない

プロ野球選手になりたかった理由は……かっこよかったから、に決
まっています

はじめは、何かになりきることから。ぼくも、いろいろマネしました……

支えは、これまでやってきたことへのプライドと、これからやろう
としていることへの自信、でした

他の人から「これがいい」と、どんなにいわれても、
少年時代に「これがいい」と思ったものにはかなわない

おなじ苦しむなら、考えて苦しまないといけない。なにも考えない
で、ただ苦しんでいても何も生まれない

勝つべきチームが、勝たなければならないと思っていたし、
勝つべきチームは、ぼくらのことだと思っていました

失礼ですけど、魅力のない人って、上から、モノをいってきませんか?

以前は、一〇回うち一〇回できなかったことが、最近は、一〇回の
うち二回できるようになってきました

プロ野球選手として、勝つだけではなくて、キレイだなあ、スゴイ
なぁと感じられるプレイをしたいのです

ほんとにベストと思うには、自分だけでなく、相手がベストである
ことも、必要になります

いちども、自分のグラブを人にかしたことはない。チームメイトに
だって、グラブのなかには手をいれさせない

期待と重圧を受ける選手でありたいんです

————————————————
『未来をかえる イチロー262のNextメッセージ』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4835616871
————————————————

◆目次◆

※特にないので省略します

この書評に関連度が高い書評

NEWS

RSS

お知らせはまだありません。

過去のアーカイブ

カレンダー