2007年7月13日

『求心力―人を動かす10の鉄則』

【】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4837956769

本日の一冊は、シリーズ累計50万部を突破したという、通称「世界一のメンター」、ジョン・C・マクスウェルによる新刊。

今回のテーマは「求心力」ということで、リーダーに求められる「人間力」の磨き方、心構えが説かれています。

人を動かす原理とは何か、どうすれば人を育てることができるのか、才能が開花するきっかけとは何なのか、どうすればリーダーは人に影響を与えることができるのか…。

経営者、マネジャーであれば、おそらくほとんどの人が悩む問題に、
本書は真正面から解答を与えています。

そしてその内容は、おそらくほとんどの方にとって耳の痛い話に違
いありません。

「相手のことを『取るに足りない奴だ』と思っていれば、相手はあ
なたの”期待どおり”の人間にしかなれない」。逆に、「自尊心を
くすぐられた人は、相手の期待に応えようとする」。

では、リーダーはどのように部下に接すればいいのか。

大切なのは、「見返りを期待せず”惜しみなく与える”」「相手に
全幅の信頼をおいて接する」「短所より『長所』に光を当てる」と
いった、普遍的な心構え。

言うは易し、行うは難し。マネジメントで悩んでいる人は、ぜひ読
んでみてください。

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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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あなたが手にできる成功の大きさは、あなたの影響力、求心力の大
きさに比例している

評判は、「あなたのあるべき姿」であり、
品性は、「あるがままのあなた」である。

「リーダーにふさわしい最高の資質とは、一点の曇りもない品格で
ある」(アイゼンハワー)

「ほとんどの人は逆境には耐えられる。しかし、その人の品性、高
潔さを試すには権力を与えてみることだ」(リンカーン)

「自分を誰よりも高く評価してくれる人に反論できるだけの徳を備
えた人物は少ない」(ジョージ・ワシントン)

「おだてられれば、あなたを信じない。批判されれば、あなたを嫌
いになる。無視されれば、あなたを許さない。勇気づけられれば、
あなたのことを忘れない」(ウィリアム・A・ウォード)

自己評価の高い人ほど給料のいい仕事に就き、大きな成功を収めている

「コミュニケーションで一番重要なのは、言葉以外のメッセージを
聞くことである」(ピーター・ドラッカー)

◆リーダーへの十一の逆説的戒め
1.人間は非論理的、非理性的、自己中心的なものだ
  ――それでも人を思いやれ
3.成功すれば、うわべだけの友人と本当の敵ができる
  ――それでも成功せよ
7.人間は弱者に同情するが、強者についていこうとする
  ――それでも弱者のために戦え

「将来性のある仕事などない。将来性の有無はその仕事をする人に
ある」(ジョージ・クレーン)

傷ついた人をいたわり、愛し、励ますのも素晴らしいことだ。しか
し、心血を注いで才能を育てるなら、目覚しい成長を遂げ、世の中
を変えていく人を育てるべきだ

「優れたリーダーは、自分よりも優れた人材を常に近くに置いてい
る」(G・アラン・バーナード)

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『求心力―人を動かす10の鉄則』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4837956769
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┃▼目次▼
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┃ はじめに
┃ 第1章 「教える」とは、どういうことか
┃ 第2章 相手にわかってもらう教え方
┃ 第3章 相手のやる気を引き出す教え方 
┃ 第4章 相手のタイプにあわせた教え方
┃ 第5章 多人数を前にしたときの教え方
┃ エピローグ 20年間、教えつづけてわかったこと
┃  
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