2006年12月7日

『セールス文章実践ドリル』

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http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4756148336

本日の一冊は、2年連続で楽天市場のショップ・オブ・ザ・イヤー「ベスト店長賞」を受賞したネット販売のプロ、竹内謙礼さんが、商品別、シチュエーション別の文章の書き方を指南した一冊。

従来の文章本があいまいな心構えに終始していたのに対し、本書では、商材やシチュエーションを考えながら、実際に文章を書けるようにドリル形式で解説しています。

1日30個限定のベーコンから、ウレタンマット、革財布、ロールケーキまで、ありとあらゆる商品の売り方を指南。

特徴のない商品や高額商品でも売れる、究極のコピーテクニックを紹介しています。

ほかにも、男女、年齢、メルマガや携帯メールなど、客層や媒体に合わせた書き方も指南。

ノウハウに一切出し惜しみが感じられない、充実した内容です。

インターネットマーケティングは、コンバージョンが0.1%違っただけで売上げに大きく差がつく世界。

商用コピーを書く機会の多い人は、ぜひ読んでみてください。

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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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構成案を決める場合、相手が読み始める「書き出し」に最大限の注
意を払う必要があります。書き出しは、相手が”関心を引く”事柄
をピックアップし、「読みたい!」意識を植え付けるようにします。
書き出しが決まれば、その書き出しを最大限に生かせる文章を、後
につなぎ合わせていく構成にするのが基本

ストーリーや優位性があまり見当たらない商品に関しては、シンプ
ルな書き出しで「オチ」の部分から書いて、その後、解説を加えて、
相手を引き付けていく

文章は最初書くだけ書いて、あとは余計な文章を消していきシンプ
ルにまとめていったほうが、読み手に伝わりやすい文章になる

「余計な言い回し」の中で最もよく使われる言葉、それが「しっか
り」「がんばって」などの強調表現です

会話口調には、書き手と読み手の距離感を縮める力がある

文章を執筆する前に「商品アピールのリストアップ」をしてみる

個人的な使用実感や感想を紹介文などに盛り込むことは、商品にオ
リジナル感を与える意味で、とても重要

大型家具のようなリピート性の低い「一発買い」の商品の場合、新
規顧客に購入してもらうためには、「お客様の声」で商品に対して
親近感を持ってもらうことが重要

効果が明確に売り上げに直結する商品の場合、「使用前」と「使用
後」のコメントを集めることが、重要

ネットで検索しているという特性を生かして「緊急性」を強調する
言葉を盛り込んでみるのもいい

お客様に「買わないと後悔するかも」と思わせるには、そのリスク
を取り除いてあげることが肝心

ヘビーユーザーのお客様限定のメルマガを配信する場合、まず、重
要になってくるのは「あなただけにお知らせする」というVIP感
を出した文章にするということです

男性向けのファッションやインテリアの紹介文は、できるだけ「女
性」の存在をちらつかせること

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『セールス文章実践ドリル』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4756148336
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■目次■

1時限目 売れる文章テクニック
2時限目 新規顧客をグッと引き寄せる集客文章術
3時限目 ここで勝負!という時の集客文章術
4時限目 今だからこそのメルマガ文章術
5時限目 セールスに直結するメール文章術
6時限目 相手の購買意欲を高めるブログ文章術
7時限目 読ませる!ブランディング文章術
8時限目 優良顧客をガッチリ獲得する文章術
9時限目 超応用編 誰もが見落としがちな”勝ち”の文章術

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