2006年6月14日

『ストレスフリーの仕事術』

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4576060732

本日の一冊は、仕事の生産性に関する第一人者で、3万人を誇るニ
ュースレターの著者、デビッド・アレンさんによる一冊です。

「アイディアの達人」として知られる「百式」の田口元さん監訳で、
いかにしたらわれわれが仕事のストレスから解放され、真に生産的
な仕事を成しえるのか、を論じた注目の論考です。

監訳者の弁によれば、「頭は考えるためのものであって、何かを保
管しておくものではない」。

著者の言葉に言い換えれば、「頭の中の『やりかけの仕事』に心の
エネルギーがほとんど吸いとられている状態では、広い視野に立つ
ことなど不可能」ということなのです。

効率よりも効果が重んじられる、現在のクリエイティビティ重視の
職場では、この考え方はますます重要になってきているのではない
かと思われます。

本書には、われわれがなぜ仕事に追われてしまうのか、なぜ生産性
を上げることができないのか、その理由と明快な解決策が示されて
います。

これまでのやり方に執着することなく、ぜひ試してみてはいかがで
しょうか。

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■ 本日の赤ペンチェック
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知識社会で生き残りたいなら、作業や時間を管理するだけの手法は
役に立たない。必要なのはアイディアとエネルギーを管理する手法であ

頭は考えるためのものであって、何かを保管しておくものではない

集中することと、全体を見渡すこと、この2つをうまく使い分ける
ことだ。この2つの視点をうまく活用することができれば、効率を
最大限に保ちつつ、必要な規律の中で自由を楽しむことができる

人生における成功というのは、古いルールでのゲームにいかに長け
ていたかではなく、どれほど素早く新しいルールのゲームを受け入
れ、再出発することができるかにかかっている

あなたの持ち物や慣れ親しんできたやり方を一度ぜんぶ見直してみ
るといい――生活空間、ルール、ミーティング、組織、趣味、古い
服、などなど。それぞれの目的が何か、定期的に書き出してみよう

◆生産性を高めるためにやるべき3つのこと
1.今やっている仕事をなぜやっているのかを考え、次にとるべき
  具体的な行動を定義しよう
2.やるべきことをすぐに実行に移さない場合は、それをやり終え
  たときにどうなっているか、その結果とそれについて起こすべ
  き行動を書き留めておこう
3.リマインダーを設定しよう

創造性を発揮できる人は「整理をする」。そしてそのための整理は
意識せずに、自然になされていなければならない

ほとんど意識する必要のないシステムこそが、うまく機能している

あなたは自分にとってうまくいく、仕事の「型」を持っているだろうか

絶対にしたくない! とあなたが思っていることが、往々にして現
状にもっとも大きなインパクトを与えるアイディアだったりするこ
とがよくある

長期的なプロジェクトに関して「次にとるべき行動」を設定するの
は、やる気を持続させる上でとても重要だ

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『ストレスフリーの仕事術』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4576060732
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■目次■

序章 リラックスしながら仕事と人生をコントロールするには
第1章 創造力は、すっきりした頭から
第2章 成果を生む集中の仕方
第3章 成果を生む枠組みを作る
第4章 リラックスして、さあ始めよう
第5章 基礎を忘れずに

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