2005年12月8日

『大富豪になる人の小さな習慣術』

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4198620954

本日の一冊は、自らセールスで成功を収め、現在はトレーナー、コンサルタントとして活躍中のブライアン・トレーシーが、大富豪の習慣をまとめ、経済的成功を収めるための心構えを示した一冊です。

著者の方法論は極めてシンプルで、「成功を収めた人の真似をすれば、いずれは彼らと同じだけの成果を得られる」というもの。

そのため、本書では、億万長者たちがどんな考え方を持ち、何を実行し、習慣としているかを明らかにし、そこから成功のエッセンスを抽出しています。

目標設定の方法や、それを実現する上で問題となるセルフイメージ、自尊心の高め方など、ありとあらゆる習慣について論じています。

これまでに氏の著作を何冊か読んだ感想は、正直「まあまあ」でしたが、本書はちょっと違います。

とくに、成功するための個人のメンタルの話は、読み応えがあり、今話題の「個人ブランド」にも関係する話が載っています。

社会人として実績をあげ、経済的に成功しようと思う方は、ぜひ読んでみてください。
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■ 本日の赤ペンチェック
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あなたがなれるもの、やれること、手にできるものに関して、真の限界はたったひとつ、あなたの想像力の限界だ

成功とは、人生を自分の思いどおりに生き、自分の好きなことをして、自分が称賛と敬意をいだく人たちをそばにおく力である

「習慣は太い綱のようなものだ。毎日少しずつより合わせていけば、やがて切れないほど丈夫になる」(ホラス・マン)

成功を収めた人の真似をすれば、いずれは彼らと同じだけの成果を得られる。行動を起こさなければ、成果はあがらない

自分の人生をコントロールできていると感じる度合いによって、幸福の度合いは変わる(コントロールの法則)

成長期にポジティブな手本を見つけた若者は、手本をもたない若者や、ネガティブな手本を見つけてしまった若者(近年は多くなった)に比べて、より高い社会的地位をめざす傾向にある

自尊心の維持と強化が、能力の発揮と成功へのカギ

◆目標設定七つのステップ
1.特定の分野で、ずばり何をしたいかを決め、はっきりと詳しく書き出す
2.目標達成の期限を設ける
3.目標設定のためにやるべきことを、残らずリストアップする
4.行動リストを整理してプランに仕上げる
5.目標達成への歩みを止めさせる障害物や限界を認識しておく
6.目標を設定し、プランを立て、最大の障害を見きわめたらすぐに、なんらかのアクションを起こして前へ進む
7.最大目標へ向かって自分の背中を押してくれるような行為を日課にする

自分が好意と憧れと尊敬をいだく相手、自分もそうなりたいと願う相手だけを選んで交際する習慣をつけよう

本当に裕福な人には、「急いで金持ちになる」のではなく「時間をかけて金持ちになる」習慣がそなわっている

投資に踏み切る前に必ず下調べをする習慣をつけよう

財を成した人々には、支出のひとつひとつを、しっかりと吟味する習慣がある

学ぶのも続けるのも苦にならない仕事こそが、あなた本来の才能をもっとも活かせる場

あなたが今までに精神面、感情面、肉体面で行なってきた投資による利益を存分に回収できるように、人生を編成し直すこと
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『大富豪になる人の小さな習慣術』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4198620954
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■目次■
第1章 まずは習慣を見つける
第2章 成功のマスター・プログラム
第3章 値打ちのある人間になる
第4章 成功するための習慣
第5章 大富豪になる人の習慣
第6章 報酬を増やし、出世を速めるための習慣
第7章 個人の能力を強化する習慣
第8章 他人とうまくつき合うための習慣
第9章 健康で快適な生活習慣
第10章 人格とリーダーシップの習慣
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