2005年9月17日

『お金があふれる会社の法則』

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4757303211

本日の一冊は、スモールビジネスで現在、安定的に収益を上げている著者が、かつて赤字の連続で苦しんでいた時の経験から、経営者が踏んでしまう「49の地雷」を解説した一冊です。

49の地雷は、マーケティングに始まり、投資、マネジメント、リスク管理など、じつに幅広い範囲を網羅しています。

中小企業のリスクは経営者の頭のなかに潜んでいることが多いものですが、本書はまさにこのリスクを明確にし、言語化したところに価値があると思われます。

ひとつひとつの地雷は独立しており、読者は自分に当てはまりそうな地雷を選んで、好きなところから読むことが可能です。

決して現実から目をそらさずに、真摯に受け止めれば、きっと状況を改善することができるでしょう。

経営者、起業家の自己啓発の書として、ぜひ読んでおきたい一冊です。
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■ 本日の赤ペンチェック
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◆地雷を避けるパワー
1.コミュニケーション展開力 
2.メッセージ構成力
3.イマジネーション自在力

◆売れる商品の3つのポイント
1.具体的な「問題の解決」や「楽しい体験」を提供すること
2.お客様が支払うお金の3倍以上の価値を表現できること
3.商品の提供に関わる人がハッピーであること

◆お客様が小さな会社に抱く最大の不安
1.信用できるの? 
2.料金以上のメリットは得られるの?

お金があふれる一部の会社は、将来的に買う可能性の高い客とのコミュニケーションを展開している

目先の勝敗にこだわると、お客様が負けを感じるようなことをついやってしまう

すべての仕事を1人で抱え込むと、自らの強みを最大限に活かしきることはできない

ほとんどの人が、「どれだけ得するか」より「損しないか」を重視している

会社が軌道に乗りはじめ、社員やパートなどのスタッフを雇った後で、「スタッフのモチベーションが上がらない」という悩みを抱える経営者は多い。そして、その症状の多くは【地雷No.29】(承認不足)が原因となっている

特定の専門性があって、その専門性や知識や強みが重複利用できるラインナップの拡張ならばいい。けれど、関連性がないものを増やしていくと失敗する

悪い結果に対しては、人ではなくて「事実」に焦点をあてること

報酬の決め方は悩むところだが、「その人がスタッフとして加わることで、会社の粗利益がどれだけ増えるのかを見る」というポイントは押さえておこう

「いい仕事をする期待感を与える」だけで売上が変わる
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『お金があふれる会社の法則』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4757303211
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■目次■

プロローグ ~ 小さな会社からお金を奪う《地雷》とは?

地雷No.1  売れない!
地雷No.2  不安軽視
地雷No.3  集客軽視
地雷No.4  短期的視点
地雷No.5  リーダー不在

多いため、途中省略

エピローグ ~ 50個目の地雷は、決して爆発しない
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