2004年9月2日

『雑学大全』

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4487799473/

本日の一冊は、雑学関連本では定評のある(というか私が勝手に評価しています)、東京書籍のやり手編集者、Kさんによる一冊です。

手に取ってまず驚くのは、そのシンプルな装丁・タイトルにふさわしい大ボリューム。700ページ弱におよぶ、いわば「漬物石」です。

しかし、そんな見た目とはうらはらに、文章は読みやすく、しかもネタは、「よくぞこんなところまで」と言いたくなるような掘り下げようです。

さっそく、気になったネタをいくつかご紹介しましょう。
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 本日の赤ペンチェック
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・イヌは色盲なのに、盲導犬が信号を見分けられるのはなぜか?

・壁もないのに、なぜ「ウォール街」という?

・なぜウソは真っ赤なのか?

・「うだつが上がらない」の「うだつ」とは何か?

・飲食店で支払いのとき「お愛想」と言うのはなぜか?

・オリンピックの公用語は何語なのか?

・火事の消化に使った水道代は誰が払うのか?

・雷の稲妻はなぜギザギザに見えるのか?

・二十里もないのに九十九里というのはなぜ?

・結婚式のじゅうたんが赤いのにはわけがあった!

・校庭に桜の木があるのはどうしてか?

・五臓六腑とはどの内臓のことを指すのか?

・一ドルが三六〇円に決められた何とも適当な理由とは?

・雑誌の発売日の日付は、なぜ一か月先なのか?

・座布団には前と後ろがある?

・CDの録音時間はなぜ七四分四二秒なのか?

・聖火ランナーの火が消えてしまったらどうするか?

・気が合わないことを「反りが合わない」というのはなぜか?

・帝王切開の帝王って、どこの王様?

・水よりもビールをたくさん飲めるのはなぜか?
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すべての質問が秀逸、とは言えませんが、例に挙げたように、ちょっと気になる雑学・うんちくが盛りだくさんです。

というわけで、本日の一冊は、

『雑学大全』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4487799473/

です。クイズ大会に出る予定のある方、書店に営業に行く予定のある方は、ぜひご覧になってみてください(笑)。

強力なツールとなること、請け合いです。
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