2004年8月15日

『わたし、かわいいお金を海外投資でふやしました。』

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4408105996/

海外投資の本ながら、著者はなんと銀座のクラブホステスという異色の本です。

投資の素人が知識ゼロから学んで成功した、というと思わず、初心者にもわかりやすい、エピソード満載の一冊を期待してしまいますが、実際にはこの本、まったく趣が異なります。

確かに、話は最初、銀座のクラブ事情や著者の投資体験、利回りの基本的な考え方、といった初歩からはじまるのですが、その後、話は不動産投資、中国株、ロシア株、オプション、オフショア投資、スイスのプライベートバンク事情、といった高度なところにまで及びます。

内容は非常に詳しく、オフショアの国・地域一覧や、インベストメント口座の開き方、購入できるファンドなども掲載されています。実際に投資する人にとっては有用な情報が満載ですが、本書の装丁・タイトルから予想される内容とは程遠いように思われます。

著者が読んだという書籍に関しても、チャールズ・エリスの『敗者のゲーム』、バートン・マルキールの『ウォール街のランダム・ウォーカー』など、ハードなものが続きます。とてもついこの間まで素人だった方とは思えません。

ただ、内容だけを客観的に見た場合、基礎知識から、取引を開始するための具体的な手続き、銀行一覧、金融商品一覧、取引上の注意点まで詳細に網羅しており、読み応えがあります。

主要なトピックをいくつか挙げてみましょう。

■効率的に稼ぐための基本的な考え方
■不動産投資を検討してみる
■魅惑のエマージング・マーケット(中国、インド、ロシア)
■オフショア投資の基礎知識と実践

本書では、これらのトピックに触れながら、著者の投資哲学や運用上の知恵を明らかにしていきます。海外投資を実践しようとする方なら、きっと役立つはずです。

ということで、本日の一冊は、

『わたし、かわいいお金を海外投資でふやしました。』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4408105996/

です。読み物の体裁をとってはいますが、内容はかなりしっかりした実用書です。海外投資に興味のある方には参考になるはずです。

目次

はじめに
第1章 花のいのちは短くて
第2章 リターンはリスクをとったご褒美です
第3章 やっぱり金融投資は魅力的
第4章 高い成長率が楽しみなエマージング投資
第5章 大きなリターンがオフショア投資の醍醐味!
第6章 おいしい話には裏がある
第7章 わたしを支えてくれる人たち
個人投資家へのメッセージ
インタビュー(本田康史氏、澤上篤人氏)
読んで役に立った本
おわりに
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