【急成長のマーケット】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4866801905
本日ご紹介する一冊は、TBS系列「所さんお届けモノです!」でも紹介された、月商100万円超のカリスマハンドメイド作家が、ハンドメイドビジネスで稼ぐためのポイントを指南した一冊。
本書によると、現在、日本には2000万人以上のハンドメイド作家がいるらしく、ハンドメイド市場も8000億円以上に拡大しているのだとか。
しかしながら、ネット販売で月に5万円以上の収入を得ているハンドメイド作家は1割もおらず、残り9割のハンドメイド作家は、5万円未満の収入で副業程度の活動しかできていないのが現実だそうです。
本書では、そんな9割の食えない作家がどうすれば自分の作品のブランドを作り、採算の取れる小商いができるのか、その秘訣を説いています。
ハンドメイド市場で狙うべきターゲット、自分のブランドのコンセプトや商品ラインナップ、価格をどう決定するか、事例も交えながら具体的に書かれており、さすがは元バンダイの宣伝部といったところです。
書かれていることはマーケティング的にはベーシックなことが多いのですが、これからの時代の小商いのヒントが、たっぷり書かれています。
「ハンドメイドには興味がない」という中小企業経営者もサラリーマンも、新規事業、副業のヒントが見つかることうけあいです。
さっそく本文のなかから、気になったところを赤ペンチェックして行きましょう。
—————————-
高額商品を購入する人の特徴は、大きく分けて2つあります。
(1)質が良くてオーソドックスな商品を購入する人。
(2)質が良くて個性が強い、他者とはかぶりにくいデザインを購入する人。
そしてさらにここから、次の2タイプに購買行動が分かれます。
(3)ハイブランドや老舗ブランドといった“ブランド”のみにこだわる人。
(4)ブランドに関係なく、“質とデザインが自分好み”であることにこだわる人。
約3万人に届けることができれば、スモールビジネスは成功する
お客様とは接点を数多く持つことを意識しましょう。「朝食はご飯派」「食後は珈琲」「家族構成が同じ」「好きなミュージシャンが同じ」など、些細なことで構いません。とにかく共通点が多ければ多いほど、お互いの親近感は増す
「嫌われない世界」より「賛否両論の世界」
「デメリット」こそ、他の商品に負けない武器となる可能性を秘めている
商品のキャッチコピーも「日本一邪魔になるアクセサリー」に変えました
1つの商品のバリエーションを何パターンも考える
販売手数料などにはこだわらず、自分のターゲットがいるマーケットプレイスを選択する
「おしゃれの仕切り直し」をしたい人にアプローチする
月商80万円を目指すのであれば、8000円~10万円以上という価格帯でお買い物する人たちをターゲットにしましょう。この場合、8000円から3万円くらいはフロント商品になります
【フロント商品】を無料でローンチすると、価格の高い【バックエンド商品】は売れなくなる
—————————-
現在、ハンドメイド作家をやっているが食えていないという方は、第10章「あなたのブランドがうまくいかない7つの理由」から読むと、てっとり早くヒントが見つかると思います。
自社ビジネスの参考に、と考えるビジネスパーソンは、第2章「なぜ3万円のアクセサリーが飛ぶように売れるのか?」から読むと、気づきが多いと思います。
ぜひ、読んでみてください。
———————————————–
『「ハンドメイド」で稼ぎたくなったら読む本』bon bon cherry ハイジ・著 フォレスト出版
<Amazon.co.jpで購入する>
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4866801905
<Kindleで購入する>
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0B9X7XP7X
———————————————–
◆目次◆
第1章 主婦が自分ブランド・アクセサリーで月商100万円
第2章 なぜ3万円のアクセサリーが飛ぶように売れるのか?
第3章 カリスマ・ハンドメイドブランドは、世界観が9割
第4章 家にいながら商品リサーチで“ヒットブランドのヒント”を探る
第5章 あなたのブランドの虜になり、応援してくれるのは、この「ターゲット」
第6章 お客様もブランドオーナーも幸せになる価格の決め方
第7章 初心者でもできる!ヒット商品制作の極意
第8章 売れる!ブランド発信・宣伝の方法
第9章 ファンがどんどん増える売り方・接客のコツ
第10章 あなたのブランドがうまくいかない7つの理由
この書評に関連度が高い書評
この書籍に関するTwitterでのコメント
同じカテゴリーで売れている書籍(Amazon.co.jp)
お知らせはまだありません。