2021年8月31日

『フューチャリストの「自分の未来」を変える授業』 ブライアン・デイビッド・ジョンソン・著 桜田直美・訳 vol.5828

【注目の一冊】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4815609756

最近、未来について考えることの大切さを感じています。

今、未来を考えることが大切な理由は2つあります。

ひとつは、これから社会が大きく変わるため、それに合わせて自分も変わらないといけないということ。

もうひとつは、多様性が認められる世の中では、他人のことを気にせず、自分らしく生きることが必要になるからです。

本日ご紹介する一冊は、この「未来」について考える方法、もっと言えば「未来を創る」方法を、元インテルのフューチャリストが指南した一冊。

「フューチャリスト」とは聞き慣れない職業ですが、要は個人や組織と対話することで、彼らの未来を変える後押しをする職業です。

著者は、このフューチャリストという仕事を通して、巨大なグローバル企業からシリコンバレーのテック企業、NPO、大学、政府機関や軍が変わるお手伝いをしてきました。

本書には、そんな著者が教える、未来を変える技術が書かれています。

著者は本書を通して、われわれの未来に対する認識を変え、態度を変え、行動を変えるお手伝いをしてくれています。

1.未来のあなた(フューチャー・ユー)を見つける
2.あなたを未来へ押し出す力(フューチャー・フォース)を見つける
3.バックキャスト(未来からの逆算)を始める

この基本的なステップを知り、著者と一緒に考えるだけでも、本書を読む価値があります。

さっそく本文のなかから、気になったところを赤ペンチェックして行きましょう。

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「未来のあなた」を見つける

ほとんどの人にとって「現在のあなた」は「過去のあなた」だ

シナリオをひっくり返し、「現在のあなた」を、最高のバージョンの「未来のあなた」に変える

大切なのは、他の人に自分の未来を決めさせないということ

未来は現在ととてもよく似た姿をしている

未来はこうなる、あなたにできることは何もないと断言する人は、ただあなたから力を奪いたいだけだ

未来を変えるには、まず未来について語る言葉を変えなければなりません

新しい未来の物語ができたら、第二のステップは、その新しい未来にあなたを連れていってくれる力を見つけることだ

力は「人」「ツール」「専門家」の3つのカテゴリーに分けられる

専門家:あなたが目指す未来をすでに実現した人を探す

専門家があなたの理想の未来をすでに実現しているのなら、彼らがたどった道のりのすべてを知らなければならない

バックキャストの3段階
・半分 ・少し先 ・月曜日

理想の家で暮らす自分を想像するには、実際にその家を探さなければならない

未来は人によってつくられ、そして人は物理的な場所に存在する。つまり、すべての未来はその人たちがいる場所でつくられる

自分の未来をつくるには、正しいときに正しい場所にいなければならない

ローカルレベルで変化を起こす

テクノロジーへの恐怖はすべて幻想だ。未来を決めるのはテクノロジーではない

(テクノロジーの)正しい評価をするコツは、最も弱い人たち、すなわち子どもとお年寄りへの影響を考えることだ

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ちょうど未来の計画を立てようと思っていたタイミングだったので、本当に役立ちました。

本書を読みながら、自分の未来について考えると、本当にワクワクします。

さすがは、全米の有名企業が指名する、フューチャリストですね。

ぜひ、読んでみてください。

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『フューチャリストの「自分の未来」を変える授業』
ブライアン・デイビッド・ジョンソン・著
桜田直美・訳 SBクリエイティブ

<Amazon.co.jpで購入する>
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<Kindleで購入する>
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B095Y7X99N

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◆目次◆

第1章 未来のあなたを見つける、あるいは、なぜフューチャリストが自己啓発の本を書こうと思ったのか
第2章 未来について今まで聞いたことはすべて間違っている
第3章 フューチャリストのように考える方法
第4章 未来はあなたが思っているよりもコントロールできる 家とお金の問題を解決する
第5章 未来はローカルだ 理想の職場に就職する
第6章 未来を決めるのはテクノロジーではない。あなたが未来を決める
第7章 暗黒の未来を考える
第8章 未来へ向かって前進する

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