2021年3月10日

『たった1分見るだけで頭がよくなる瞬読式勉強法』 山中恵美子・著 vol.5711

【ベストセラーに注目の「勉強法」】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4478112843

本日ご紹介する一冊は、13万部のベストセラー『瞬読』の著者、山中恵美子さんによる、注目の勉強本です。

※参考:『瞬読』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4797398868/

冒頭には、『瞬読』の読者の成功事例が載っており、「1ランク上の高校に合格」「中小企業診断士に合格」「英検1級に合格」「国語の偏差値が49から64」「TOEIC(R)で940点」などの声が寄せられています。

内容の半分は、右脳優位にして、インプット効率を高めるためのワーク。残りが勉強ノウハウという構成です。

ランダムに並べられた単語、文、それに対応する写真を見ていると、自然に右脳優位になるように設計されており、このモードのまま読書すると、読書スピードは確かに上がりそうです。

インプットをする前に意識を変えることで読書スピードが上がることは、経験上確認できているので、今後、この手のノウハウ本がいろいろ出てきそうですね。

ひょっとしたら、このノウハウを踏まえて、ビジネス書自体のデザインや見せ方も変わっていくかもしれません。

<たった1分見るだけで頭がよくなる>というコピーがちょっとあやしいですが、右脳優位のインプット/アウトプットをするための準備運動と考えれば、納得できるのではないでしょうか。

勉強ノウハウは、サラリと読めるレベルですが、ワークは一読の価値があります。

さっそく、本文の中から、気になった部分を赤ペンチェックしてみましょう。

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勉強を始まる前の1分で、勉強の成果が変わる!

言語よりもイメージで覚えた記憶のほうが、大量に、しかも長期間保存できる

お誕生日やお正月など、特別な日の出来事を思い出してみてください。たとえ数年前のことでも、おそらく鮮明に思い出せるのではないでしょうか。これは、そのときのことをイメージで覚え、映像と
して記憶しているからです。映像化された記憶は残りやすく、また、引き出しやすくもあるのです

◆読書のコツ
・かたまりごとに読む
・イメージしながら読む

右脳でイメージしながら覚えたことを左脳で言語化することで、両方の脳がバランスよく働き、活性化します

「見たら答える」を習慣にすると、アウトプットの力が養われます

現在、スタンダードとされている暗記方法
1.感情と結びつけること
2.繰り返しインプットすること

自分で答えを出すことを習慣にしていれば、どんな人でも地頭は鍛えられていく

時間内で単語や文章を読むトレーニングこそ、この時間の質と効率を劇的に上げるもの

◆読解力、国語力を身につけるコツ
・「語彙力を高める」
・「背景知識を知る」

毎日10時間と言われたら、誰もが「無理」と思ってしまいます。けれども、1科目30分だったら毎日できそうだと思いませんか?

勉強は、究極の集中状態である「ゾーン」に入ることができれば、驚くほど身につきます

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土井は、インプットする際もアウトプットする際も、基本的に右脳をフル活用していますが、その視点からも、本書は有用だと思います。

「見るように読む」ノウハウがマスターできれば、インプットに革命が起きますね。

ぜひ、チェックしてみてください。

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『たった1分見るだけで頭がよくなる瞬読式勉強法』
山中恵美子・著 ダイヤモンド社

<Amazon.co.jpで購入する>
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4478112843

<Kindleで購入する>
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B08SQGD82B

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◆目次◆

第1章 なぜ「瞬読」で「勉強ができる人」に生まれ変わるのか?
第2章 成績を確実に上げる「瞬読式7つの勉強ルール」
第3章 すべてを解決できる究極の瞬読式勉強法
第4章 勉強不全が好転する7つの魔法の質問

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