2018年6月11日

『世界で1000年生きている言葉』田中章義・著 vol.5048

【心にしみる世界の名言集】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4569678238

本日ご紹介する一冊は、世界各国で語り継がれている「名言」を、元国連WAFUNIF親善大使で作家の田中章義(たなか・あきよし)さんが紹介した一冊。

著者は、大学一年生の時に第36回角川短歌賞を受賞し、在学中から多くの雑誌に執筆、連載。卒業後は、世界各地を旅しながらルポルタージュ、紀行文、絵本などを執筆しています。

本書は、そんな著者の旅から生まれた名言集で、名言に加え、著者が実際に現地で体験したこと、出会った人たちとのエピソードなども書かれています。

名言プラス解説約2ページというシンプルな構成で、解説部分は若干食い足りない印象ですが、何より言葉のセレクトがいい。

自分の器を大きくしてくれる言葉、戒めてくれる言葉、人生の幸福を味わえる言葉など、とにかく「心にしみる」言葉がたくさんセレクトされています。

世界各地の少数民族の言葉なども集められており、なかなか他にはない、珍しい名言集です。

さっそく、中身をチェックしてみましょう。

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自身の善良さを守れ、塩が辛さを守るように。(タイ王国)

塩を入れるなら溶けるまで、仕事をするなら終わりまで。(モンゴル国)

愚かな人々とともに歌うより、賢い人とともに泣くほうがいい。(セルビア共和国)

ベトナムで語られているこの言葉が好きだ。「実を食べて、その木を植えた人を思う」という言葉を、いつまでも忘れたくないと思っている。果実や農作物に限らず、学問にしても医学にしても技術分野でも、今日の収穫は先人の汗や尽力の恩恵であることが多い

明日のことは今日やれ、今日のことは今やれ。(ネパール連邦民主共和国)

十人の知識人は、一人の熟練者にかなわない。(カンボジア王国)

小事を断念できない人は、大事を成就できない。(マダガスカル共和国)

成し遂げた善は隠せ。源を隠すナイル川のように。(エジプト・アラブ共和国)

屋根が広ければ、積もる雪も多い。(イラン・イスラム共和国)

上がるものはみな下がる。(ドミニカ共和国)

愛することは長く、憎むことは短く。(ミャンマー連邦共和国)

手に入らない大きなものより、小さくても手に入るもののほうがいい。(ラトビア共和国)

親切は、腐らない。(ケニア共和国)

一握りが山となり、一滴が海となる。(マレーシア)

良い木に近づけば、良い日陰が得られる。(コスタリカ共和国)

立派な木が一本あれば、鳥が一万羽とまることができる。(ミャンマー連邦共和国)

意志があれば手段は生まれる。(バングラデシュ人民共和国)

指揮より見本。(スリランカ民主社会主義共和国)

他の人を許すたびに、きみ自身を強くしている。(ペルー共和国)

年寄りたちが犯した罪の罰をこどもたちが受ける。(デンマーク王国)

山のほうからはやってこない。こちらから山へ行け。(フィリピン共和国)

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先日イベントの司会で訪れた盛岡のさわや書店フェザン店さんで入手したものですが、かなりお気に入りの名言集になりそうです。

スイスの名言はなかったので、今回の旅で取材してこようと思います(笑)。

スイスだとお金絡みの名言が多くなるのでしょうかね…。

世界を旅している感覚と、人生の教訓を同時に得られる、面白い本です。

ぜひチェックしてみてください。

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『世界で1000年生きている言葉』田中章義・著 PHP研究所

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◆目次◆

第1章 「いかに生きるべきか」を教えてくれる言葉
第2章 「本当の幸せとは何か」を教えてくれる言葉
第3章 「明日への希望」が湧いてくる言葉
第4章 「困難に立ち向かう勇気」が湧いてくる言葉
第5章 「家族や友人の大切さ」を教えてくれる言葉
第6章 「自然の豊かさと大切さ」を教えてくれる言葉
第7章 「世界の素敵な仲間たち」を思い出す言葉

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