2018年4月19日

『最高の毎日を手に入れる人生の10か条』ジョン・ゴードン・著 久保陽子・訳 vol.5014

【全米100万部ベストセラー!】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4534055862

本日ご紹介する一冊は、全米で100万部のベストセラーになったという、自己啓発小説。

リストラ寸前、家庭崩壊寸前の主人公ジョージが、ただでさえ憂鬱な月曜日の通勤直前、タイヤがパンクしていることに気づき、ストーリーがスタートします。

ジョージが慣れない路線バスを待っていると、そこに女性運転手ジョイが運転する「エナジーバス」がやってくる。

暗い表情をした主人公に、運転手ジョイは、こう話しかけます。

<悲劇の主人公になるのはやめて、賢い選択をしてね>

トラブルを不運と見るか、幸運と見るか。どちらを選ぶかで、人生がサクセス・ストーリーになるか、悲劇になるかが決まる…。

わかってはいてもできない「受け止め方」「考え方」の技術を、本書は教えてくれます。

ストーリーの感じとしては、ベストセラーとなった『自分の小さな「箱」から脱出する方法』と似た感じと言えば、伝わるでしょうか。

本書を読むと、その日一日、朗らかな気分で過ごすことができます。

なぜなら、土井自身が今日一日、最高に幸せだったのですから。

さっそく、そのエッセンスを見て行きましょう。

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悲劇の主人公になるのはやめて、賢い選択をしてね

立ちはだかる壁は、人生の一部に過ぎないのよ

周りの人を大切に思わなかったら、自分を大切にすることはできない。人は互いに手を取り合って生きていくもので、私はどんな人のことも大切に思っているの。たとえそれが難しい相手だとしても

自分の人生に責任を持ってハンドルを握らないと、本当にたどり着きたい場所に向かうことはできないわ。運転を人に任せていては、いつまでたっても他人のプランを実現する歯車でしかいられないのよ

どんなたびも、どこかへいきたい、そこで なにかをしたいとおもうことから はじまるでしょ? いきたいとおもった しゅんかん
に、ほんとうに そこへいける パワーが うまれるんだ

誰が自分のエネルギーを高めてくれ、誰がエネルギーを奪ってしまうか、考えてみて。取り組むと活力が湧いてくるプロジェクトと、エネルギーを吸い取られてしまうプロジェクトも思い出して

自分が何を望んでいるかを理解するためには、ときに望まない状況に身を置かなければならない

感謝の念を抱きながらストレスを感じることは不可能です

ゴルフをしたあと、人はその日のベストショットを何度も頭の中でリプレーし、失敗したショットのことは頭から消えているものです。だからこそ、またプレーしたくなる。それがゴルフの人気の理由のひとつです。それに比べ、人は日々の生活のことになると、夜にはベッドの中で一日の嫌な出来事ばかり思い出すものです。代わりにその日に起こったいい出来事をひとつ思い出すようにすればいいのです

明確なビジョンがなければ誰も乗車してはくれないわ

ポイントは、気分のいい状態でいること。あなたの気分がよければ、周りも気分がよくなるわ。でもそれは、コーヒーやお酒を飲んだりして気分がよくなることとは違うの。楽しさや幸福感を感じたり、何かに情熱や感謝の気持ちを持ったり、夢中になったりすること

◆乗客を愛するための5つのルール
1.相手のために時間をつくる
2.相手のために耳を傾ける
3.相手の価値を認める
4.相手のために行動する
5.相手のよさを最大限に引き出す

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実際には、教訓を読んで「わかる」より、ストーリーを読んで「感じて」欲しい作品です。

幸せに生きるのに、お金も権威も必要ない。

人生で大切なものを取り戻したい、そう思ったら、本書を読むには絶好のタイミングです。

ぜひ読んでみてください。

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『最高の毎日を手に入れる人生の10か条』ジョン・ゴードン・著
久保陽子・訳 日本実業出版社

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http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4534055862/

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https://bit.ly/2F0WwFQ

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◆目次◆

1 憂鬱な月曜日
2 よい知らせと悪い知らせ
3 重い足取りで
4 出口のないトンネル
5 あの運転手はどこに
6 旅する人生のルール
7 運転手は自分自身
8 エネルギーがすべてを決める
など、計34項目

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