2017年7月3日

『無敵の思考』ひろゆき・著 vol.4730

【ひろゆきが教える、コスパ最強の人生ルールとは?】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4479796010

本日ご紹介する一冊は、インターネット掲示板「2ちゃんねる」の元管理人であり、ニワンゴ元取締役、「ひろゆき」こと、西村博之氏による人生指南書。

「誰でもトクする人になれるコスパ最強のルール21」と称された自身の人生の裏技を、語り下ろしています。

・お金がなくたって時間が潰せて楽しければ、究極は何でもいいはず
・給料が上がらないのに生活レベルを上げるのは、楽しみをどんどんなくしていく生き方
・最悪の状況を考えておいて、「それでもちゃんと暮らせるよね」という想定ができていれば、リスクを取っておもしろいことにチャレンジできる

著者の軸には「面白いこと」や「幸せ」が軸にあるのだと思いますが、本書ではそんな生き方をするための心構えや基本ルールが書かれています。

人間はついついシステムに走らされ、疲弊してしまう生き物ですが、本書のなかで著者は、そんなシステムをハックしてラクに生きるための方法論を説いています。

お金がある人もない人も等しく採用できるルールのため、誰にとってもヒントとなる一冊だと思います。

さっそく、内容をチェックしてみましょう。

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世界にはシステムがあって、そのシステムの下でロジック(論理)に従って人や物事が動いていく──。そういう考え方が僕にはあるので、自分自身、論理的に考えて論理的に結果を出すという生き方を実践しています。そうすると何がトクかというと、幸せに生きることができるのです

お金がなくたって時間が潰せて楽しければ、究極は何でもいいはずです。マンガを描いたり、ひたすら踊ったりしてもいいんです。それなのに、カラオケが趣味だと言って、「お金を払って歌をうたわなければいけない」と思い込んでいるのは、実は損をしています

給料が上がらないのに生活レベルを上げるとなると、物理的に労働時間を増やさなくてはいけません。そうして、仕事が忙しくなってくると、「忙しい」「時間がない」と言い訳をして、自由な時間や趣味の時間を削りはじめて、楽しみをどんどんなくしていく生き方になっていきます

社会人になってランニングコストを必要以上に上げてしまった結果、楽しむためではなくて、その上がったランニングコストを維持するために時間を使い続ける人が多い

迷わないためのルールを決めるとストレスのない生活ができます

最悪の状況を考えておいて、「それでもちゃんと暮らせるよね」という想定ができていれば、リスクを取っておもしろいことにチャレンジできます

消費者のままの人生から抜け出すためには、クリエーターになるという方法しかありません。モノづくりをする人は幸せを感じることができますからね

「何かを好きになる」というのは、実は後から自分の感情をコントロールできるのではないか

「めちゃくちゃ優秀な人しか入れないから年収が高い」という会社と、「年収を高くしないと人が来ない」という会社には、働く上でかなり大きな差があります

安心できるまでお金を稼ぐことより、今の生活で満足できるように考え方をシフトするほうが手っ取り早い

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ランニングコストを安くすることや、挑戦するためにあえて最悪の状況を考えることなど、起業家にとっても参考になるアドバイスがなされています。

既出の情報が多いですが、おさらいだと思って読むといいでしょう。

これからの生き方のヒントとして、ぜひチェックしてみてください。

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『無敵の思考』ひろゆき・著 大和書房

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◆目次◆

はじめに ──「考え方」で人は“幸せ=無敵”になれる
序 章 そもそもの「ルール」論
第1章 これだけで幸せになれる「考え方」のルール
第2章 これだけで勝てる「能力と仕事」のルール
第3章 これだけで損しない「お金」のルール
終 章 二極化の未来に備えよう

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