2017年4月15日

『「いつも誰かに振り回される」が一瞬で変わる方法』 大嶋信頼・著 vol.4651

【人間関係改善に】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4799105558

<つい人の気持ちを考えてしまう人は、相手を思いやる気持ちのある優しい人です。けれども、人の気持ちを考えてしまうことで、時間をムダに費やしたり、自己嫌悪に陥ったりしていては、あまりにももったいない>

本日ご紹介する一冊は、依存症に詳しい心理カウンセラーの大嶋信頼さんが、「いつも誰かに振り回される」人に向けて書いた人間関係の処方箋。

このところ急速に売れ始め、ビジネス書ランキングのトップ10にも顔を出している、注目の一冊です。

なぜ人に振り回されてしまうのか、その理屈を説明した後で、どうすれば人間関係の罠から抜け出せるのか、具体的なテクニックを示しています。

著者のクライアントのカウンセリング例も出ているので、じつに具体的で役に立ちました。

「振り回されてしまう人」「巻き込まれてしまう人」が読めば役立つのはもちろんですが、「つい振り回してしまう人」も読めば、自分の深層心理を理解できると思います。

さっそく、ポイントをチェックしてみましょう。

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相手の立場になってあげて、相手が求めているようなことをして“あげる”と、それが素晴らしいことであればあるほど、相手は「モンスター化」してこちらをブルンブルンと振り回す、という現象が起こります

相手の不機嫌な態度や表情を見て、それらをすべて「自分のせいで相手は不機嫌になっている」とか「自分に対する当てつけで、あんな態度を取っている」と自分に関連づけて勝手に解釈して、「何とかしなければ!」と反応してしまう。反応してしまった結果、本当は無関係なはずだった相手の感情に対しての責任を負わなければならなくなる。そして、相手の感情を背負わされた結果、そこに「上下関係」ができてしまう

威圧的な人を見ると、無条件に「能力が高い人なのかも?」と思ってしまう。これは「自己評価を他人の態度で左右されてしまう人」だけに起きる現象なのです

「もう、絶対にあいつなんかに親切にしてやるもんか!」そう固く決心したとしても、次の日になって再び会ってみて、ちょっとでも相手から親切にされるとそれを真に受けて、「この人、いい人なのかも?」と思って近寄ってしまいます

脳のネットワークを通じた他者からの暗示の特徴は、“断定”や“決めつけ”です。「私は◯◯が苦手だ!」とか「周りの人の会話についていけない!」は“断定”や“決めつけ”が入っています。この他者からの暗示を中和するために“断定”と逆の言葉を使うと、暗示から自由になれます。そこで、その女性は「意外と」という言葉を使って暗示を中和して、支配の呪縛から自由になっていきました

自分が自分であるために「私は私、相手は相手」という適切な壁が人には必要です。この壁がないと、人の感覚が次から次へと流れこんできてしまいます

「なんであの人は!」と相手の気持ちを考えそうになったときに、「相手の気持ちはわからない、そして自分の気持ちすらわからない」というフレーズを唱えてみます

傍若無人な旦那さんを持つ奥さんに使ってもらったテクニックが、催眠療法の“逆説”です。相手の意識が恐れているのと真逆のメッセージを入れて意識を打ち消し、無意識状態にするテクニックです。旦那さんが上から目線で偉そうにふるまうのは「男じゃなくなるのがこわい!」ので、暴力的(男性的)になって男性性を誇示しようとしているからです。旦那さんが恐れているのは「男らしくない」ということ。だから奥さんは「あなたって男らしいわよね!」と呼
吸を合わせながら旦那さんに伝えてみます

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「意外と」という言葉を使うテクニック、「私は私、相手は相手」で距離を取るテクニック、そして催眠療法の“逆説”のテクニック…。

経験からも、“逆説”のテクニックは有効だと思いました。

職場の人間関係改善に、家庭での夫婦関係、親子関係の改善に、ぜひ役立てて欲しい一冊です。

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『「いつも誰かに振り回される」が一瞬で変わる方法』
大嶋信頼・著 すばる舎

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◆目次◆

第1章 いつも誰かに振り回されていませんか?
第2章 知らぬ間にできあがる力関係の正体
第3章 「ダメな自分」幻想から抜け出す
第4章 あの人を一瞬で「いい人」に変える
第5章 もう二度と他人の言動に動かされない

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