2016年8月2日

『人生がうまくいく人の断る力』ジェームズ・アルタッカー、 クローディア・アズーラ・アルタッカー・著 石田久二・監訳 vol.4395

【「ノー」が言えれば人生が変わる】
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ビジネスでもプライベートでも、幸せに生きるには「精神の自由」が不可欠。

そして、精神の自由を確保するためには、時に「断る力」が必要となります。

本日ご紹介する一冊は、その断る力の重要性と具体的ノウハウを説いた、注目の自己啓発書。

著者は、有名な起業家であり、チェスの名人でもあるジェームズ・アルタッカーと、著作家でヨガ・瞑想・スピリチュアルの指導者であるクローディア・アズーラ・アルタッカー。

巻末には、『やばい経済学』著者、スティーブン・J・ダブナーの推薦の辞が載っています。

本書『人生がうまくいく人の断る力』は、われわれが知らず知らずのうちに経験している「不自由」から解放され、人生を自分の手に取り戻すための手助けをしてくれる、興味深い内容です。

どんなことに対して「ノー」と言えばいいのか、どんな人と付き合えばいいのか、どうやって自己を高めていけばいいのか、ヒントが満載の一冊です。

さっそく、その気になる主張を見て行きましょう。

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私たちには、人生に有害なものから自分を守る権利がある

世の中がどんなに強いてもあなたは自分で仲間を選べる。人生において自分のエネルギーを奪っているのは誰なのか、羽ばたくために誰と縁を切るべきなのか。すべてを決めることができる

あなたは、創造性を奪うもの、豊かさを妨げるあらゆる障害に「ノー」と言うときのみ、この世に必要とされる

あなたの成長に役立たないストーリーには「ノー」と言えばいい

究極の目標は心から満足できる「イエス」を言うことにある

ネガティブな無駄話に「ノー」と言う

愛する誰かに接するように自分に接することだ

健康になるとは、周囲の人たち、愛する人たちのためにできる最大限の努力

どこにも行き着かないような関係で搾り取ろうとする人、コントロールしようとする人、見下す人、裏切ったり嘘をついたりする人がいる。彼らすべてに「イエス」と言っていたら、創造性豊かに生きる人生は見つからない

嫉妬は自分が愛されていないと感じる場所へのロードマップ

自分を傷つける行為に「ノー」と言う

拒否されるのを恐れ続けていたら、腫れものに触る程度の交流しかできない。ノーへの恐れに「ノー」と言おう

ルール1はあなたがやりたくないことはしてはならないだ。やりたくないことに同意すると、それをやらせようとする人に腹が立ってしまう。だんだんその活動が嫌になる

あなたがやろうとしている行動が誰かを傷つける恐れがあるならしてはいけない。一番傷つく恐れがあるのはあなた自身だ

不運に「ノー」と言う

知っていたつもりになっていたすべてのことに「ノー」と言うこと

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精神論と言ってしまえばそうなのですが、仕事がうまくいかない原因や、人間関係がうまくいかない理由、自己実現を妨げる要因は、すべてこの精神の健全性にある気がします。

健全な「ノー」を言えることで、本当の「イエス」が言えるという本書のコンセプトは、じつに参考になりました。

ぜひチェックしてみてください。

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『人生がうまくいく人の断る力』ジェームズ・アルタッカー、クローディア・アズーラ・アルタッカー・著 石田久二・監訳 アチーブメント出版

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◆目次◆

プロローグ 2番目にパワフルな言葉
第1章 人生を選択する「ノー」
第2章 愛する人に出会うための「ノー」
第3章 偽りに突きつける「ノー」
第4章 過去の怒りに対する「ノー」
第5章 欠乏感への「ノー」
第6章 雑音への「ノー」
第7章 自分自身への「ノー」
エピローグ そして「イエス」と言える

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