2016年6月14日

『武将<サムライ>の言葉1000』高橋信幸・著 vol.4347

【武将たちの名言集】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4791624572

考えが行動を生み、行動が成功を生む。

最近は、行動に関する本が売れていますが、その行動に影響を与えるのが考え方であり、言葉です。

だからこそ、ビジネスパーソンは、日頃から良い言葉を仕込むようにしたいもの。

そこで役立つのが、本日ご紹介する『武将<サムライ>の言葉1000』。230人の偉人たちの言葉を計1000個集め、「歴史探偵家」を自称する著者がまとめたもので、本体価格750円でこのボリュームは、随分とお得感があります。

織田信長、豊臣秀吉、上杉景勝など、時代を代表する人物たちの名言が、現代を生きるわれわれに放つメッセージは強力で、生き方、戦略、戦術、人心掌握のヒントとして、大いに活用できるものと思われます。

たとえば、投資家に対するこの名言。

<人 城を頼らば 城 人を捨てん>(織田信長)

<金銀をたくさん積んでおくのは、良い武士を牢に押し込めて置くのと同じことだ>(豊臣秀吉)

なるほど、資産を生かすための心構えが学べる名言です。

また、最近は安定志向で大企業に就活生が群がっていると聞きますが、そんな方々には、こんな箴言を。

<たとえ堅固な城に立て籠もったとしても、人の心が一つにまとまらなければ何の役にも立たない>(高橋紹運)

何かを決断する時に、後押ししてくれる本だと思います。

さっそく、気になった言葉をチェックしてみましょう。

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人 城を頼らば 城 人を捨てん。(織田信長)

金銀をたくさん積んでおくのは、良い武士を牢に押し込めて置くのと同じことだ。(豊臣秀吉)

義にあたりて、命を惜しむべきにあらず。(黒田官兵衛)

本城から落とせ。そうすれば小城は黙っていても落ちる。(上杉景勝)

天下の政治は、四角いものに丸い蓋をするようにするのが良い。(細川忠興)

人間には上中下の三種類がある。上というのは、他人の良い分別を、自分の分別とする人間である。中というのは、他人から意見をされて、それを自分の判断に変える人間である。下というのは、他人から良いことを言われても、ただ笑って聞き流す人間のことだ。(鍋島直茂)

たとえ堅固な城に立て籠もったとしても、人の心が一つにまとまらなければ何の役にも立たない。(高橋紹運)

刀剣、短ければ、一歩を進めて、長くすべし。(柳生宗矩)

世に教訓をする人は多し、教訓を悦ぶ人は少なし。まして教訓に従う人は稀なり。(山本常朝)

水が増えると船が高くなる。難しいことに出会うほど、一段高い心になるのである。(山本常朝)

倹約は上を向いて無駄を省くべき。下の者に対して、利を争い、規則を煩わしくしてはならない。(上杉鷹山)

志を立てるためには、人と異なることを恐れてはならない。世俗の意見に惑わされてもいけない。死んだ後の業苦を思いわずらうな。(吉田松陰)

生命も要らぬ、名声も要らぬ、官位も金も要らぬという人間は、始末に困るものだ。(西郷隆盛)

行いは俺のもの、批判は他人のもの。俺の知った事ではない。(勝海舟)

天下になくてはならぬ人になるか、有ってはならぬ人となれ。沈香もたけ、屁もこけ。(河井継之助)

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必ずしも武将の言葉だけが並んでいるわけではない、というのが問題ですが、集めている言葉は、興味深いものばかりでした。

組織を治めるヒントとして、自らを修めるヒントとして、ぜひ読んでおきたい一冊です。

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『武将<サムライ>の言葉1000』高橋信幸・著 西東社
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4791624572

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◆目次◆

1.萌芽の章
2.激動の章
3.熟成の章
4.変革の章

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