2016年6月22日

『執事に学ぶ極上の人脈』新井直之・著 vol.4355

【大富豪はこうして人脈を作る】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4907072635

先日、仙台の大富豪とお会いして、山形のさくらんぼ狩りに行き、帰り際にさくらんぼを一箱、お土産にいただきました。

すごいなあ、と思ったのは、その後、佐藤錦を見る度に、その大富豪を思い出してしまうのです。

土井にとって初のさくらんぼ狩りということもありましたが、一生の思い出になるのは間違いありません。

やはり、大富豪は人の心をつかむ術を知っているのです。

本日ご紹介する一冊は、そんな大富豪の人脈術、人心掌握術をまとめた、大富豪専門執事による本。

資産50億円以上のVIPにのみ仕えるという執事サービスの代表、新井直之さんが、大富豪とお近づきになる秘訣、大富豪が周りの人にしていることなどをまとめています。

なぜ大富豪がクルーズをするのか、ペットを他人に譲るのか、バーベキューをするのか。

これまでわからなかった点が、本書によって一気に理解できます。

さっそく、いくつかポイントを見て行きましょう。

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偉い人とお近づきになるには、上下逆転、もしくは土俵替えをすることです

他人の名前を軽々しく口にしてはいけません

お手土産には話題のきっかけになるものをお渡ししましょう

お金がからまない仕事を受けるというのは、人脈をつくるうえでかなり有効です。お金を取る仕事はビジネスになってしまいますが、無償でお手伝いすると友達になれるからです

ペットをお譲りすることは、縁談と一緒なのです

おもてなしにはバーベキューが効果的です

自分を思い出してもらえるお土産を差し上げます

3カ月以上、間隔を空けてはいけません

損得ではなく、好き嫌いで人脈をつくります

お金をもらう先より、支払う先を大切にします

面識はあるけれど、それほど親しくないような相手には、個人的な相談を持ちかけてみるのも、相手との距離を縮める有効な手段です。ポイントは相手の得意分野を尋ねることです

相手の出身地に行ってみると、親密度が増します

大きな絵を描いて、大きな夢を語ると人が集まります

自分の会社の従業員をもっとも大切になさいます

人生の師匠を持ちましょう

人脈を築くうえで必要なのは、本書でも出てきた「貢献」です。相手に何か貢献をできることはないか、話を聞き、観察をして、相手の負担にならないようにおつき合いをしていくことなのです。それが、結果として自分に返ってくるかどうかわかりません。しかし、自分自身が誰かのために役立つということは気分がいいものです。そんな気分のよさを味わうために、誰かに貢献し続ける。その結果、気づいてみれば、自分の周りには、よき仲間が集まっていたというものも、人生の人脈づくりに成功したといえるのではないでしょうか

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人脈術にはそれなりに自信があるつもりでしたが、まだまだひよっこでした。

これは、勉強になる一冊だと思います。

ぜひ読んでみてください。

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『執事に学ぶ極上の人脈』新井直之・著 きずな出版
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4907072635

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◆目次◆

序章 世界有数の大富豪との人脈をゼロから築く方法をお教えしましょう
第1章 執事だけが知っている「極上の人脈」とは?
第2章 「心構え」と「準備」が、超一流を引き寄せます
第3章 人脈づくりには「落とし穴」がございます
第4章 世界のVIPも人間関係を築くためのルールをお持ちです
第5章 信頼される「おもてなし」には極意がございます
終章 極上の人脈は、あなたの人生を豊かにしてくれます

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