2015年7月28日

『ネイティブが毎日使う英語のジェスチャー50』 ジャニカ・サウスウィック・著 vol.4025

【これは使える。】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4877317228

異文化コミュニケーションの注意点はそれこそ星の数ほどありますが、ちょっとした不注意でやってしまいがちなのは、知らず知らず、相手に失礼なジェスチャーをしてしまうこと。

下を見て会話をする、口を隠して笑う、鼻の前で手を振る、鼻を指さす、自信がないときに笑う、などといったことはすべて、英語圏では誤解を招きます。

握手を始めとしたスキンシップにも注意点があり、下手を打つとかえって印象を悪くすることもあります。

そこで読んでおきたいのが、本日ご紹介する一冊『ネイティブが毎日使う英語のジェスチャー50』。

タレントでイメージコンサルタントのジャニカ・サウスウィックさんが、英語のジェスチャーの注意点をまとめ、実演DVDまで付けた、注目の一冊です。

手の指をそろえて水平に首にあてる「黙って」のジェスチャー、お会計の時のジェスチャー(指バッテンはNG)、フィストバンプなど、英語圏特有のジェスチャーが数多く掲載されており、ビジネスパーソンの教養として押さえておきたい内容です。

さっそく、ポイントをチェックしてみましょう。

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◆下を見て会話する
下を見て会話をすると、相手に無関心な、失礼な人だと思われます。自信がないようにも受け取られます

◆鼻を指さす
英語圏では、自分を示すときに鼻を指さすことはありません。右手を胸にあてます

◆自信がないときに笑う
自信がないとき、わからないときに笑うと不真面目な印象を与えます。バカにされたと思う人もいます

◆中指で指し示す
アメリカでは中指を立てるのは最も失礼なジェスチャー。たとえ書類を指さすときでも、中指はNGです

弱々しい握手のことを、英語では“dead fish”(死んだ魚)と言います。「やる気がない」「気が弱い」と思われがちです

ビジネスの場面では、握手は座ったままでは行いません。必ず立って握手をしてください

ビジネスのミーティングでや面接では、握手は初めと終わりの2回するのがマナーです。別れ際の握手を忘れないように注意してください

◆フィストバンプ
笑顔で、右手のこぶしを相手と軽く合わせます。このジェスチャーには、互いを対等なパートナーとして認め合うという意味合いがあります

◆異性間のハグ
あいさつの言葉を述べてから、右手を相手の肩に回します(腰に手を回すと誤解されるので、必ず肩に)。胸から下は相手と体をくっつけずに、ある程度の距離を保ちましょう。ハグをする時間は1秒くらいでOKです

◆「黙って」のジェスチャー
相手のほうをしっかり見ながら、手の指をそろえて水平に首にあてます

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なんとなくわかった気になっていましたが、厳密に見て行くと、意外とできてないジェスチャーがあるものです。

ビジネスで海外に行く方は、出張前に、そうでない方も海外旅行前に、ぜひチェックしておきたい一冊です。

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『ネイティブが毎日使う英語のジェスチャー50』
ジャニカ・サウスウィック・著 国際語学社
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4877317228

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◆目次◆

CHAPTER1 握手とハグ
CHAPTER2 表情と視線
CHAPTER3 意識的なジェスチャー
CHAPTER4 接触
CHAPTER5 ボディランゲージと姿勢
CHAPTER6 周辺言語学

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