【印象を一瞬で変えるプロの技】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4844374036

本日の一冊は、自身俳優・モデルであり、ワタナベエンターテイメントカレッジ等でこれまで4000人以上のタレント候補者を指導してきたポージングディレクター、イメージコンサルタントの著者が、そのノウハウを書籍で初公開した一冊。

『プロフェッショナルサラリーマン』の俣野成敏氏とその道のプロフェッショナルがコラボするシリーズですが、今回は「見た目」をテーマに取り上げています。

本書では、ビジネスパーソンが知っておくべき６種類の体型、４種類の顔、４種類の動作、髪形、姿勢などを紹介し、これらをどう組み合わせて印象を作るか、高度なテクニックが紹介されています。

著者に言わせると、われわれの個性を印象づけるのは、＜自分でもコントロールできないようなとっさの動作＞。

そこで、この動作を４種類に分類し、それぞれどんなイメージを形成するか、解説がなされています。

◆４種類の動作
「大きく×速く」ダイナミックで男性的。元気が良く躍動感や瞬発力があります
「大きく×ゆっくり」上品で高貴
「小さく×速く」快活でお調子者
「小さく×ゆっくり」女性的

また、代表的な４つの顔型に合わせた髪型も紹介されており、自分の顔型に合わせ、髪形をどう調整すればよいかも書かれています。

◆代表的な４つの顔型に合わせた髪型
・ベース型の人は男性らしくごついイメージです。ですから髪型は柔らかく顔と中和させる必要があります
・逆三角型の顔は、ストレートにしてしまうとガリ勉タイプで神経質になってしまいます。アゴの細さをカバーするようにサイドにボリュームを出すといいでしょう
・子どもっぽく見える丸顔の人は、面長に見えるような髪形にするといいでしょう
・長方形の面長の人は、トップにボリュームを持ってくるとますます面長に見えてしまうので、両サイドにボリュームを出し、横幅を出すようにしましょう

また、著者の専門である「ポージング」にも紙数が割かれており、プレゼン・スピーチでの立ち方、美しく歩く方法、正しい座り方なども指南しています。

メルマガではすべて伝えきれないのが残念ですが、イラストを参考にしながら読めば、きっとよい勉強になると思います。

人前で話す方には、とくに注目の一冊です。

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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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先進国では、キュッと締まってスリムな体型が理想とされています。その主な理由は環境問題から来ているのではないかと思います。地球には限りなく資源があるのではなく、いつか終わりがきてしまう。その点、たくさん食べて太っている人はエコロジーではありません

仕事の上では、多くの人と協調する立場ならば他者に溶けこみやすい「補正」、個人事業主など自分の外見から同業者との差別化を図るなら「強調」で考えましょう

私たちの個性とは自分でもコントロールできないようなとっさの動作に出ているのです

◆４種類の動作
「大きく×速く」ダイナミックで男性的。元気が良く躍動感や瞬発力があります
「大きく×ゆっくり」上品で高貴
「小さく×速く」快活でお調子者
「小さく×ゆっくり」女性的

◆代表的な４つの顔型に合わせた髪型
・ベース型の人は男性らしくごついイメージです。ですから髪型は柔らかく顔と中和させる必要があります
・逆三角型の顔は、ストレートにしてしまうとガリ勉タイプで神経質になってしまいます。アゴの細さをカバーするようにサイドにボリュームを出すといいでしょう
・子どもっぽく見える丸顔の人は、面長に見えるような髪形にするといいでしょう
・長方形の面長の人は、トップにボリュームを持ってくるとますます面長に見えてしまうので、両サイドにボリュームを出し、横幅を出すようにしましょう

何か主張して視聴者に行動を促したいときには、前足に８割の重心をかけます（中略）逆に、疑問を投げかけ、視聴者に考えて欲しいときは、後ろ足に８割の重心を置きます

接客においても意図的な小声は有効な場合があります

相手の心に重要な言葉として伝える技術とは、まず声に高低と強弱をつけることです。強調したいキーワードにきたとき、声を一段、高く強くします

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『一流の人はなぜそこまで、見た目にこだわるのか？』中井信之、俣野成敏・著　クロスメディア・パブリッシング
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4844374036

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◆目次◆

はじめに
第０章　スキルアップより見た目の改善
第１章　「体型と顔」　６つの体型、４つの髪型
第２章　「姿勢」　美しく立つ・歩く・座る
第３章　「表情と会話」　自然な笑顔と上手な聞き方
第４章　「言葉遣い」　言葉遣いで見た目が引き立つ
第５章　「服装」　戦略的に着こなす
おわりに