2014年12月4日

『7(セブン)』 ダン・ゼドラ・著 vol.3789

【人生を特別にする自己啓発書】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4903212505

本日の一冊は、以前ご紹介した『5(ファイブ)』の待望の続編。

※参考:『5(ファイブ)』ダン・ゼドラ・著 海と月社
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4903212459

『5(ファイブ)』は、今から5年をテーマに人生を変えることを提案していましたが、本書は1週間を「特別な日」に変えることで、人生を変えようというのがコンセプトです。

本書によると、<およそ30,000回の朝──それが私たちに与えられた時間だ。26歳なら、あと20,000回くらいの朝が残されている。54歳なら10,000回だ>。

意外と人生は短く、やるべきことは多い。

そんな焦りを感じた読者に、本書は示唆に富んだ言葉をたくさんプレゼントしてくれます。

<人生に「しなくてはならない」ことなんて、ひとつもない>

<人生の目的を見つけたいなら、ほかの人にどう思われるかを考えるのではなく、自分を見つめたほうがいい。「なにがあなたをいきいきとさせ、これこそ本当の私だと感じさせてくれるかを考えよう」>(哲学者ウィリアム・ジェームズ)

<人生を逆さまに生きている人が多い。もっと多くのモノやカネを手に入れれば、やりたいことができ、幸せになれる、と。本当は逆だ。まず、ありたい自分になり、そのために必要なことをし、その結果として、モノやカネを手にするべきなのだ>(作家マーガレット・ヤング)

ある程度年を重ねた読者なら、以下の言葉が胸に刺さるかもしれません。

<人生は1度きりと決まっている。けれど、なかには人生を3度生きている人もいる。1度目は期待を通して。2度目は現実の行動を通して。そして、3度目は回想を通して>

現役のビジネスマンであるわれわれは、まだ回想するには早い。

ぜひ行動を通して、人生を豊かにしましょう。

薄い本ながら、示唆に富んだ一冊です。ぜひチェックしてみてください。

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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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およそ30,000回の朝──それが私たちに与えられた時間だ。26歳なら、あと20,000回くらいの朝が残されている。54歳なら10,000回だ

誰もが毎日すべきことが3つあります。生きている間、1日も欠かさずにすべきことです。1つは、笑うこと。毎日、笑いましょう。もう1つは、考えること。毎日、ものを考える時間をもつべきです。そしてもう1つは、涙を流すほど心を揺さぶることです。幸せの涙でも、喜びの涙でもいい。笑って、考えて、泣く──中身の濃い1日です。怒濤のような1日と言ってもいい。それを週7日続ければ、
ほかの人にはない経験ができるでしょう。──ジム・ヴァルヴァ─ノ(大学バスケットボール・コーチ。このESPY賞受賞スピーチの8週間後、癌でこの世を去った)

「子どもはみんな芸術家だ」と、パブロ・ピカソは言った。「難しいのは、大人になっても芸術家であり続けることだ」

人生の目的はなにかと尋ねると、わからないと答えるか、「癌の特効薬を発明する」「偉大な文学を書く」「世界の貧困に終止符を打つ」などと立派なことを言おうとする人がほとんどだ。けれど、人生の目的を見つけたいなら、ほかの人にどう思われるかを考えるのではなく、自分を見つめたほうがいい。「なにがあなたをいきいきとさせ、これこそ本当の私だと感じさせてくれるかを考えよう」と、哲学者のウィリアム・ジェームズは述べている

夜空の星を見て針路を決めよ。ほかの船の灯りに惑わされてはならない。──オマール・ブラッドレー(アメリカの軍人)

作家のマーガレット・ヤングは、こう述べている。「人生を逆さまに生きている人が多い。もっと多くのモノやカネを手に入れれば、やりたいことができ、幸せになれる、と。本当は逆だ。まず、ありたい自分になり、そのために必要なことをし、その結果として、モノやカネを手にするべきなのだ」

人生に「しなくてはならない」ことなんて、ひとつもない

SOMEDAY IS NOT A DAY OF THE WEEK
サムデイ(=いつか)、なんていう曜日はない

人生は1度きりと決まっている。けれど、なかには人生を3度生きている人もいる。1度目は期待を通して。2度目は現実の行動を通して。そして、3度目は回想を通して

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『7(セブン)1週間のうち何日を特別な日にできるだろう?』ダン・ゼドラ・著 海と月社
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4903212505

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◆目次◆

※ないようなので省略します

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