2014年4月25日

『株で富を築くバフェットの法則【最新版】』 ロバート・G・ハグストローム・著 vol.3566

【投資家必読。】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/447802684X

本日の一冊は、全世界で120万部超のベストセラーとなっている、バフェット投資本の決定版。

著者のロバート・G・ハグストロームは、世界一の投資家ウォーレン・バフェットを20年以上にわたって研究し、自身が運用するファンドでも好成績を収めている人物。

本書では、ウォーレン・バフェットの生い立ちから、天才投資家が生まれるまでの経緯と、影響を与えたグレアム、フィッシャーの教え、そして「ウォーレン・バフェットの12の原則」を紹介しています。

◆ウォーレン・バフェットの12の原則
事業に関する原則
・シンプルで理解できる事業か
・安定した事業実績があるか
・長期的に明るい見通しがあるか
経営に関する原則
・経営者は合理的か
・株主に率直に話せる経営者か
・組織の習性に屈しない経営者か
財務に関する原則
・1株当たり利益ではなく、自己資本利益率を上げようとしているか
・「オーナー利益」を考えているか
・利益率の高い企業を探しているか
・1ドル利益を留保したら、企業の市場価値も1ドル以上あがるよ
 うに心がけているか
市場に関する原則
・事業の価値はどれくらいか
・その事業を価値よりもはるかに安い金額で買収することは可能か

一度は読んだはずでも、再読すると、やれていないことの多さに愕然とする内容。おなじみのバフェット名言も、読み応えがあり、読み物としても楽しい一冊です。

投資家は、ぜひ読んでみてください。

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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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最悪なのは、自分の成績を他人と比べてしまうことだ。他人がやっているからというだけの理由で同じ行動に走り、さらにリスクを背負い込んでしまうのだ

逆張りの人は、人気のないときに買い物をする

バフェットは、「保有期間は永遠」と言ったことで有名だ。「1年だけ15%の利益を得るよりも、毎年12%の利益を上げるほうがよい」とも語っている。彼は長期保有にこだわり、その結果、税金を気にせずに、複利計算で利益を積み上げることができる。毎年、利益を確定させていては、短期間に出た利益に毎年税金がかかってしまう

相場が動かなくても気にしない

「投資とは、徹底的に分析し、元本と十分なリターンを確認する作業だ。この要件を満たせないものは投機だ」(ベンジャミン・グレアム)

投資のルールは2つあるとグレアムは言う。まず、負けないこと。2つ目は、1つ目のルールを忘れないことだ

フィッシャーの投資先はせいぜい10社までで、そのうちの3社か4社に投資総額の75%を投入していた

投資で成功するために投資家が行うべきことはごくわずかだというのがフィッシャーの信念である。自分が理解できる企業に投資することがその1つだ

◆ウォーレン・バフェットの12の原則
事業に関する原則
・シンプルで理解できる事業か
・安定した事業実績があるか
・長期的に明るい見通しがあるか
経営に関する原則
・経営者は合理的か
・株主に率直に話せる経営者か
・組織の習性に屈しない経営者か
財務に関する原則
・1株当たり利益ではなく、自己資本利益率を上げようとしているか
・「オーナー利益」を考えているか
・利益率の高い企業を探しているか
・1ドル利益を留保したら、企業の市場価値も1ドル以上あがるよ
 うに心がけているか
市場に関する原則
・事業の価値はどれくらいか
・その事業を価値よりもはるかに安い金額で買収することは可能か

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『株で富を築くバフェットの法則【最新版】』ロバート・G・ハグストローム・著 ダイヤモンド社
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/447802684X

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◆目次◆

第1章 世界最高の投資家はどのように生まれたか
第2章 バフェット流投資の原点
第3章 12の原則で事業を買う
第4章 9つのケーススタディで学ぶバフェットの投資法
第5章 バフェットのポートフォリオ管理
第6章 バフェットの投資心理術
第7章 投資に必要な忍耐力
第8章 なぜバフェットだけが偉大な投資家になれたのか

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