2014年4月12日

『スターバックスはなぜ値下げもテレビCMもしないのに強いブランドでいられるのか?』ジョン・ムーア・著 Vol.3553

【広告なしでブランドを作る方法】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4799314807

本日の一冊は、スターバックスで8年間、マーケティングプログラムの作成と実行に携わったというコンサルタントが、スターバックスブランドの秘密に迫った一冊。

自社を強いブランド企業に変えるためのシンプルな原則と行動指針、スターバックス社内の暗黙のルールが書かれており、経営のヒントとして、また雑談のネタとして、使える内容です。

「ブランドを広めたければ、まずカテゴリーを世に広めよ」という大原則、「テレビCMよりも重要なマーケティング」としてまとめられた3項目、「スターバックスのマーケティング暗黙のルール」としてまとめられた5項目は、ぜひ押さえておきたいところです。

◆テレビCMよりも重要なマーケティング
(1)店舗での体験(エクスペリエンス)
(2)お客様とのかかわり
(3)地域とのかかわり

◆スターバックスのマーケティング暗黙のルール
(1)誠実で信頼できる
(2)気分を喚起する(押しつけは×!)
(3)他社については一切触れない
(4)従業員のコミットメントを高める
(5)約束したことは必ず守る

以前書いたように、最近はFacebookなどで「とにかく感動させる、共感させる」動画マーケティングが流行っていますが、広告代理店にそそのかされてその手の広告ばかり打っている企業には、以下の大原則をお伝えしたい。

<「ありのままを伝える」マーケティングなら、消費者はその企業の商品やサービスについて話す。だが、話をつくっているなら、消費者はその企業のCMについて話す>

広告なしにブランドを作ろうと思うなら、ぜひ読んでおきたい一冊です。

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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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◆テレビCMよりも重要なマーケティング
(1)店舗での体験(エクスペリエンス)
(2)お客様とのかかわり
(3)地域とのかかわり

「どこにでもあるもの」を「他にはないもの」に変えよ

「ありのままを伝える」マーケティングなら、消費者はその企業の商品やサービスについて話す。だが、話をつくっているなら、消費者はその企業のCMについて話す

ブランドを広めたければ、まずカテゴリーを世に広めよ

最高ではなく最大になろうとすると、企業の使命(ミッション)の価値を下げることになる

店舗数の増大よりも新規顧客の獲得

出店が最大の広告である

バリスタがお客様にコーヒーについて語るときは、「力強い酸味」だとか「エレガントで華やかな」などの分かりづらい表現ではなく、バリスタ自身がコーヒーの香りを嗅ぎ、味わったときに感じた気持ちを言葉で表現する

◆スターバックスのマーケティング暗黙のルール
(1)誠実で信頼できる
(2)気分を喚起する(押しつけは×!)
(3)他社については一切触れない
(4)従業員のコミットメントを高める
(5)約束したことは必ず守る

広告よりもモノを言うもの──それは「行動」である

約束以上のことをせよ

「10分ルール」というものがある。このルールは、店舗に表示されている営業時間よりも10分早く開店し、10分遅く閉店することからこう呼ばれている

経験に勝る情熱を持っている者を雇いなさい

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『スターバックスはなぜ値下げもテレビCMもしないのに強いブランドでいられるのか?』ジョン・ムーア・著 ディスカヴァー・トゥエンティワン
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4799314807

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◆目次◆

第1章 スターバックスのマーケティング&ブランディングに学ぶ
第2章 スターバックスのサービスに学ぶ
第3章 スターバックスの人材育成に学ぶ
BONUS TRACK
アイデアを実行に移すために
スターバックス役員たちの本棚

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