2012年11月28日

『オリソン・マーデン 成功の原理原則』オリソン・S・マーデン・著 vol.3053

【自己啓発の祖が語る成功のルールとは?】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4478008965

以前、本田直之さんとランチをした時、氏が成功する前から成功した後のことを考えていたと知り、感銘を受けました。

「成功したらきちんとする」ではなく、「成功する前からきちんとする」。

それができているから、ビジネスマンとして、ベストセラー作家として成功されたのだと思います。

そう、デキる人は、「いま勝者でなくとも、勝者らしく振る舞う」ものなのです。

この「いま勝者でなくとも、勝者らしく振る舞う」ことを推奨したのは、ナポレオン・ヒルやオグ・マンディーノを輩出した「サクセス・マガジン」の創刊編集長、オリソン・マーデン。

グラハム・ベルやジョン・ワナメーカー、ジョン・ロックフェラー、トーマス・エジソン、アンドリュー・カーネギーなどにインタビューを敢行し、その成功法則をまとめた人物です。

日本での知名度は低いですが、自己啓発の世界では有名な人物で、著書『前進あるのみ』(1890年代初頭)は、世界で1000万部を超えるベストセラーになったそうです。

この知る人ぞ知るオリソン・マーデンの本を、本田直之さんが監訳するというので期待して読みましたが、これはモチベーションの上がる一冊です。

<いま勝者でなくとも、勝者らしく振る舞いなさい>
<人類最大の敵、「疑念」を遠ざけなさい>
<あなたの周りを満たすエーテルに、夢の材料はすべて含まれている>
<ひたむきであることを恐れてはいけない>

ひとつひとつの言葉が胸に刺さってきて、勇気を与えられる一冊です。

10代、20代の時に読んでいれば、きっと大きな挑戦をしたくなる、そんな内容です。(もちろん、30代以降でも、刺激を受けます)

ぜひチェックしてみてください。

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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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いま勝者でなくとも、勝者らしく振る舞いなさい

外見や物腰が“勝者”そのものであること。これが成功への第一歩だ。そうすれば、自分自身だけでなく、みな勝者だと信じて疑わなくなる

人類最大の敵、「疑念」を遠ざけなさい

この世で偉業を成し遂げる人は、必ずやそれに見合う勇気をもっている

疑念を追い払うには、目の前の計画にとにかく手をつけること

あなたの周りを満たすエーテルに、夢の材料はすべて含まれている

勝者の素質がある人は、飢え死にしそうなときでも夢を絶対あきらめない

人生の選択にあたっては、やる気をなくさせるような仕事には近寄らないことだ。劣等感にのまれて人生の可能性を手放すことになりかねない。環境は、生き方も左右するのだ

父の願いとは逆でも、天職の誘いは断れない

一番得意とするものは何か。できるだけ人のためにつくし、最高レベルの能力を極限まで伸ばすには、どのような立場に身を置けばいいのか

「神に選ばれし偏執狂」になりなさい

ひたむきであることを恐れてはいけない。哀れみとも軽蔑ともつかない声で「ご熱心なことで」といわれても放っておくこと。取り組む価値があると思えることなら、どういわれようが気にせず、ありったけの熱意を注ごう

イギリスの歴史家・政治家トーマス・マコーレーの言葉を思い出してほしい。「世間が称賛の目を向けるのは、だれもやろうとしないことをやる人にではない。だれもがきちんとやることを一番うまく成し遂げる人に、である」

自力で事に当たれば、世間はみな手を貸してくれる。助けなしでできるところをみせたらいい。そのうち、「お願いだから手伝わせてくれ」と周りがいってくるだろう

怠け者がいう「時のはずみ」などに頼ってはいけない

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『オリソン・マーデン 成功の原理原則』オリソン・S・マーデン・著 ダイヤモンド社

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4478008965

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◆目次◆

第1部 成功の種はあなたのなかに眠っている
第1章 いま勝者でなくとも、勝者らしく振る舞いなさい
第2章 人類最大の敵、「疑念」を遠ざけなさい
第3章 強く願うことが、そのとおりの現実を引き寄せます
第4章 敗者の烙印を自分に押してはいけません
第5章 「私はこうしたい」と断言しなさい
第6章 あなたの強みを生かす仕事につきなさい
第7章 たったひとつの明確な目標をもち、それに集中しなさい
第8章 「神に選ばれし偏執狂」になりなさい
第9章 「やっつけ仕事」では何も得られません
第10章 助けがなくても、自分の力を頼みに進みなさい
第11章 あなたの内奥にひそむ可能性を呼び覚ましなさい
第2部 成功者、自らの人生をマーデンに語る
第1章 「電話の発明者」グラハム・ベル
第2章 「デパート王」ジョン・ワナメーカー
第3章 「石油王」ジョン・ロックフェラー
第4章 「発明王」トーマス・エジソン
第5章 「鉄鋼王」アンドリュー・カーネギー

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