【セミナー講師、成功の掟】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4495590715
本日の一冊は、コンサルタントとして独立後、年間150日ものセミナーをこなす人気講師となった著者が、セミナー講師になる方法、およびセミナー講師のためのマーケティング戦略を述べた一冊。
意外だったのは、著者が自主開催セミナーではなく、「よばれる講師」になる戦略を重視している点です。
確かに、自分で集客できて、かつ新しいコンテンツを作り続けられる人でない限りは、同じネタでも違う人に話せる「およばれ」戦略が有効なのかもしれません。
では、「よばれる講師」として成功し続けるためには、一体何が重要なのでしょうか。
著者は、そのための方法として、商工会議所を攻略することの必要性を説いています。
なぜ商工会議所かというと、それはヨコのつながりが強いから。
本書には、この商工会議所に読んでもらうための条件や、今から始める集客活動、セミナー企画の方法まで、じつにさまざまなノウハウが載っています。
なかでも注目なのは、150ページから154ページまでに書かれている著者の「セミナーネタ一覧」。
セミナー企画書のフォーマットも載っているので、これらを使って企画を立てれば、効果的に売り込みができるに違いありません。
本業の集客につなげる意味でも、知名度を高めるためにも、セミナー講師は有効な選択。
興味のある方は、ぜひ読んでみてください。
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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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ようやく気づいたのです。「自主セミナー講師ではなく『よばれる』講師になるべきだ」と。「よばれる講師」になれば、集客リスト作りに奔走することもなく、自分のセミナーテーマに沿ったお客さんを主催者側が集めてくれます
自主セミナーを続けていけるのは、ごく一部の人々だけ。その道の第一人者として輝かしい実績があったり、出版やTVなどメディア露出している特別な人々です
商工会・商工会議所でのセミナーをお勧めする理由は他にもあります。一度セミナーをすれば(そしてその評判がよければ)、連鎖的に次の依頼が舞い込むケースが多いのです。それは、経営指導員のヨコのつながりが強いからです
◆セミナー講師のステップアップ法
1.友人・知人など身内のみを集めた少人数勉強会
2.外部の参加者を含めた少人数勉強会
3.勉強会や交流会を主宰している知り合いに頼み、セミナーを無
報酬でさせてもらう
4.不特定多数を対象にした自主セミナーの実施
5.商工会議所・エージェントへの売り込み
◆リスト収集 ※一部紹介
1.異業種交流会への参加
2.勉強会への参加
3.交流会や勉強会のスタッフを買って出る
4.2人セミナーをして、もう1人の講師の顧客リストをもらう
ごく初期の身内を集めた場合を除き、セミナーを無料にしてはいけません
公的機関の担当者がセミナー講師を選ぶときの基準は「公的な資格を持っている」「本を出版している」「評判が高い(多くの実績がある)」の3つです
セミナー講師としての採用確率を上げるために有効なのが、私は積極的に集客に協力しますという意思表明です
エージェントから依頼者に提示する料金は、どこも同額にしておくこと
10分程度のCD・DVDを作っておく
HPがない講師は仕事を逃す
高額セミナーにもひるまず参加を
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『90日で商工会議所からよばれる講師になる方法』東川仁・著 同文舘出版
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4495590715
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◆目次◆
Part1 「よばれる講師」はこんなにおいしい!
Part2 「よばれる講師」の第一歩 まずは自主セミナーを開催しよう
Part3 これであなたも商工会議所からよばれる講師になれる!
Part4 確実に講師の仕事を回してもらうエージェント活用術
Part5 この講師に依頼したい!と思わせるセミナー企画書の作り方
Part6 セミナー依頼につなげるための、しておけば役立つ7つのこと
Part7 頭ひとつ抜きん出る!セミナー講師のためのブランディング術
Part8 商工会議所だけじゃない!セミナーの場をグンと広げる営業方法
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