【成功哲学の祖、アレン夫妻による書】
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世界の自己啓発書のなかでももっとも売れたものの一つ、『原因と結果の法則』。

※参考：『原因と結果の法則』
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本日ご紹介する一冊は、その著者、ジェームズ・アレンが妻・リリーと初めてコラボした一冊です。

ジェームズ・アレン曰く、「人は思考の主人であり、人格の作者であり、状況・環境・運命の製作者」である。

つまり、世の中のことはすべて自分自身に帰するわけですが、ではどうすればその事実を謙虚に受け止められるか。

人間の考えや行動を阻害している要因は一体何で、どうすればそこから抜け出せるのか。

本書には、まさにそのポイントが書かれています。

いくつか紹介されているように、人間には、恐怖やプライドといった感情があり、それが正しい判断を歪めてしまうことがあります。

本書は、そういった感情を乗り越えるための本だと言えるでしょう。

個人的には、「あなた以外には、あなた自身を傷つけることのできる人はいません」という言葉、そして「環境は人をつくりません。環境はその人そのままを映しだすのです」という言葉に興味を持ちました。

落ち込んだ時や困難に直面した時、ページをめくってみたい一冊。
巻末には朗読ＣＤもついています。

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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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「思い」という私たちの子供たちが人を支配し、世界をも動かしている

「自分がやらなければいけない事柄のみが、私にとっての関心ごと
であり、他人が何を考えているかは重要ではありません」（エマーソン）

働きすぎではないかという恐怖を取り除きましょう！　自分のでき
る仕事を探し、一生懸命それを行うのです。そして、過ぎ去る一瞬
一瞬にベストを尽くし、後世に残るような仕事をするのです

「知的プライド」が、他人に対する優越感をもたらす原因なのです。
そして人は、自分と同じ思想をもたない人たちを見て、自分たちは
彼らより高い次元の人間だととらえるのです

だまされるのではないか、という「疑い」の目でいつも他人を見る
人は、決して永続する喜びを得ることはできません

「人を信頼しなさい。そうすれば、人はあなたに忠実になるでしょ
う」（エマーソン）

あなた以外には、あなた自身を傷つけることのできる人はいません

自分が気高い人間になりましょう。そうすれば、他人のなかに眠っ
ている気高さが芽生え、彼らも気高い人間になれるのです

あなたはどんな言葉も選択できます。しかし、あなた自身の器以上
の言葉を発することはできないのです

不誠実は、恐怖に満ちています。誠実は、恐怖を知りません

私たちは、自分の器と同等のものしか見えません

一度に一つのことだけを考えましょう。心の力を散乱させないよう
にするのです

忍耐、実践、そして絶え間ない粘り強さによってのみ、知識の聖堂
の扉を開くことができる

環境は人をつくりません。環境はその人そのままを映しだすのです

人は、自分の欲するものを引き寄せません。自分と同等のものを引
き寄せるのです

人生に明確な目的のない人は、ささいな心配、恐怖、問題、自己嫌
悪の犠牲者になりやすい

真の自制心は力です。正しい思考は勝利です。静けさは力強さです

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『思いが人生をつくる』ジェームズ・アレン、リリー・アレン・著
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◆目次◆

思いはあなたが生みだした子供　リリー・Ｌ・アレン
はじめに
思いはあなたの子供
恐怖
プライド
疑い
誠実
希望
美
シンプルな法則
人は、思ったとおりの人間になる　ジェームズ・アレン
思考と人格
思考と環境
思考と健康
思考と目的
思考と物事の達成
ビジョンと理想
静けさ
素顔のアレン夫妻――訳者解説
付録　オーディオブック『人は、思ったとおりの人間になる』