2007年12月25日

『効率が10倍アップする新・知的生産術』

【自分をグーグル化する方法?】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4478002037

本日の一冊は、1カ月で10万部を突破した『無理なく続けられる年収10倍アップ勉強法』の著者であり、公認会計士、経済評論家としても活躍中の著者が、その精力的な活動を支える「知的生産術」を公開した一冊。

※参考:『無理なく続けられる年収10倍アップ勉強法』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4887595441/

氏のこれまでの著作全部に言えることですが、今回も具体的なツー
ル紹介(ハードウェア含む)を交えながら、実践的な仕事のノウハ
ウを解説。

読書を中心としたインプット力を高める方法、マッキンゼー直伝の
アウトプット力を高める方法、知的生産を支える生活習慣、人脈術
まで、今どきのビジネスパーソンが知りたい内容はひと通りカバー
されています。

これから原理原則を学びたい人にはおすすめのビジネス書を、今す
ぐインターネットツールを使い始めたい人にはおすすめサービスの
URLを掲載しており、じつに実践的な一冊です。

本書を読んでいて衝撃を受けたのは、「情報こそが現代の通貨であ
る」というひと言。

標語的に扱われることはあっても、ここまで真剣に、情報と資本主
義の意味を理解している方は少ないのではないでしょうか。

「情報主義」時代に、どうすれば付加価値の高い人材になれるか。
本書にはそのヒントと具体的メソッドが書かれています。

ぜひ読んでみてください。

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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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「ITを中心とした技術があって」「その活用の結果が報酬に結び
つき」「ぜひともそうしなければいけない意欲を持つ」この3つの
条件が整えば、知的生産性を向上させることは決して難しくありません

いまは情報の収集・考察・出力に優れた人がリーダーになっていく

資本主義の本質は、「賢くない人から賢い人へお金が移動する仕組み」

情報入手の効率を上げるために、まず必要なのは「問題意識、すな
わち自分のテーマを持つこと」

◆知的生産のスキル向上に必要な3つのポイント
1.原理原則論を学ぶ
2.原理原則論に従ったテクニック、すなわちケースを学ぶ
3.ケースをお手本に、自分のやり方を試行錯誤して身につける

◆1%の本質を見極める6つの技術 ※一部紹介
1.「フレームワーク力」をつける
4.「ベスト・プラクティス」の共有で学びを分けてもらう
5.自分の価値を出せないところはバッサリ捨てる
6.本代をケチらず良書を読む

相手からうまくベスト・プラクティスを引っ張り出す能力も、大事
な情報収集力

グーグルデスクトップにGmailを組み合わせるとさらに強力です。
なぜなら、そのパソコンだけでなく、他のパソコンでやりとりした
Gmailも一緒に検索できるからです

マッキンゼーに入社した時にはじめに教わったのは、情報には「空、
雨、傘の3段階がある」ということでした

◆絞り込みの技術
1.簡略化 2.階層化 3.フレームワーク化

◆話す前に意識したい4つのポイント
・自分が相手にどのような全体像を伝えようとしているのか
・それをフレームワークで分解すると、どのような構造になるのか
・簡略化した時の最も重要なメッセージは何か
・そのメッセージの中で、さらに相手に伝えることが必要な階層情報は何か

「自分自身」の魅力を増すことが、究極的な人脈の技術

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『効率が10倍アップする新・知的生産術』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4478002037
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┃▼目次▼
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┃ はじめに 数々の資格・賞を取得した新・知的生産術を公開!
┃ 第1章 自分をグーグル化する方法
┃ 第2章 情報洪水から1%の本質を見極める技術
┃ 第3章 効率が10倍アップするインプットの技術
┃ ―アナログ手法とIT機器を融合させる方法
┃ 第4章 成果が10倍になるアウトプットの技術
┃ ―マッキンゼー直伝! ピラミッド・ストラクチャー&MECE
┃ 第5章 知的生産を根底から支える生活習慣の技術
┃ ―すき間時間、体力、睡眠に投資する発想転換のススメ―
┃ 第6章 自分の力が10倍アップする人脈作りの技術
┃ ―情報のGive5乗の法則―
┃ 最終章 今日の5つの新しい行動から明日を変える!
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