2007年9月26日

『レバレッジ勉強法』

【】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/447979218X

本日の一冊は、ベストセラー『レバレッジ・リーディング』の著者、本田直之さんが、勉強全般について語った待望の一冊。

※参考:『レバレッジ・リーディング』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4492042695/

目的意識とリターンを明確にした勉強法を提唱する著者だけに、今
回もビジネスで最大効果をあげるための勉強法が説かれています。

いわく、「勉強とは『いつか役に立つ……』という、遠い夢のよう
なものではありません。『仕事に確実に役立ち、将来も継続的なリ
ターンを得るための自己投資』です」。

では、一体どのような勉強をすれば、仕事に確実に役立ち、継続的
なリターンを得られるのか。

本書ではこの点について、極めて具体的なアドバイスがなされています。

「投資アイテムを選ぶための7つのポイント」や家計簿をつけると
きのポイント、「レバレッジ記憶法」…。著者ならではの勉強法は
枚挙に暇がありません。

なかでも、「投資アイテムを選ぶための7つのポイント」は、今後
仕事を選ぶ際、あるいは取得する資格、留学先を見定める上で役立
つこと請け合いです。

巻末には、ビジネスパーソンの勉強に役立つ情報ソースも載ってい
るので、こちらも併せて参考にするといいでしょう。

ビジネスパーソン必読の一冊です。

————————————————————
▼ 本日の赤ペンチェック ▼
————————————————————

◆著者が考える3種類の勉強
1.試験、資格 2.知識、ノウハウ 3.情報

優秀な中国人がすごいのは、猛烈に勉強しているからではありませ
ん。彼らの本当のすごさは、「勉強する目的」が無意識のレベルま
で徹底して刷り込まれていることです

そろそろ「勉強と仕事は要領よく効率的に。趣味や遊びは一生懸命
がむしゃらに」、こんなキャラクターが世界基準になっていい時代

思い込みに縛られず、まずは目的をフォーカスしていきましょう。
つまり、「経営者になりたいから金融の勉強をする」という目的を、
「会社をマネジメントし、数字がどのように動いているかがわかる」
というように具体的にフォーカスします

◆投資アイテムを選ぶための7つのポイント
1.どんな自分になりたいか
2.自分の性格に合っているか
3.継続的にリターンが取れるか
4.勉強をするのは嫌だが、知らないともっと損をしないか
5.まだ人がやっていない希少性があるか
6.実情を知っているか
7.時流に合っているか

◆「家計簿をつけない男」は成功しない 家計簿に必須の5項目
1.収入 2.貯蓄 3.自己投資 4.固定費 5.その他

何一つ知らない相手に「教えてください」と漠然とたずねられて、
何かを教えられる人はいません。質問側がまず知識をインプットし、
情報や質問をアウトプットしてこそ、相手から知恵というアウトプ
ットを引き出し、それをインプットできるのです

パターン化、つまり「型にはめる」ことの効用はあなどれません

時間を有効活用するためには、あらかじめ、細切れでも勉強できる
グッズを用意しておきましょう

勉強をする前にまず過去問を解け

◆レバレッジ記憶法
一回転目:まずは通読する<理解度二〇パーセント>
二回転目:「覚えにくいもの」をあぶり出す<理解度五〇パーセント>
三回転目:「重要かつ覚えにくいもの」を絞り込む<理解度八〇パーセント>
カード勝ち抜き戦<理解度九八パーセント>

「一般ビジネス英会話」から始めてはいけない

————————————————
『レバレッジ勉強法』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/447979218X
————————————————

┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃▼目次▼
┃ 
┃ Prologue 勉強とは「いつか役に立つ」ものではない
┃ LEVERAGE.1 あなたの「ビジネス偏差値」は? 
┃ LEVERAGE.2 何を勉強するかを決める 
┃ LEVERAGE.3 ラクに勉強できる「仕組み」づくり 
┃ LEVERAGE.4 成果に直結するスケジューリング 
┃ LEVERAGE.5 どんな試験にも受かるテクニック 
┃ LEVERAGE.6 挫折しない英語マスター術
┃ LEVERAGE.7 最速で情報を「勉強する」法
┃ LEVERAGE.8 勉強しやすい環境をつくる 
┃ レバレッジ勉強法 チェックリスト
┃ 
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

この書評に関連度が高い書評

同じカテゴリーで売れている書籍(Amazon.co.jp)

NEWS

RSS

お知らせはまだありません。

過去のアーカイブ

カレンダー