2007年7月30日

『消えるサイト、生き残るサイト』

【】
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4569694799

本日の一冊は、年商100億のメガサイトや大手TV制作会社の成功を陰で支え、「日本検索エンジン経済大賞」実行副委員長も務める検索エンジンマーケティングの第一人者、宇都雅史さんが、その検索エンジン対策ノウハウのエッセンスを披露した初の著書。

発売前からアマゾンでも4日間連続総合1位を獲得するなど、大きな話題となっています。

最近は、GoogleやYahoo!の「魔女狩り」や上位表示ロジックの変更が話題となっていますが、本書では、これらの最新情報も踏まえ、今後取り組むべき検索エンジン対策について、プロの立場から指南しています。

アナログ社長でもわかるような言い回し、かつ要点をついた書き方
で、儲かるサイト作りのノウハウが惜しげもなく披露されています。

なかでも、「権威のあるサイトからの紹介を受けるには?」「タダ
でリンクを増やす」「分家サイトをつくりまくれ!」といった「S
EO11の戦術」は、じつに実践的。

巷のSEO業者が書く本と比べ、テクニックもそうですが何よりも
誠意が感じられます。

ちょっと出遅れてしまったけれど、これからSEO対策に挑みたい、
という人にはぜひおすすめしたい一冊です。

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▼ 本日の赤ペンチェック ▼
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「検索エンジン対策は早い者勝ちです」ではない。正解は、上位表
示を実現して、いち早く「顧客&見込み顧客データ」を持ったもの
勝ちだ。ただし、この「データ」という言葉は注意しなければいけ
ない。データ化することが重要なのではなく、関係を築くことが大切

購入率を1%から3%に高めるよりも、99%の買ってくれない顧客
と関係を構築した方が、売上を上げるのには手っ取り早い

サイト内に準備しなければならないのは、「キッチンのリフォーム
について」「トイレのリフォームについて」「住宅のリフォームに
ついて」など、検索ユーザーが探し求めている情報である

自分の欲求や必要性が高ければ高いほど、一単語ではなく、複合の
ワードを入れて検索する

上位表示だけを考えた場合、一つのドメイン(URL)にあれもこ
れも情報を詰め込まず、テーマを鋭く尖らせた方がよい。そう、
「1ドメイン1テーマの法則」が成立しているのだ

今後のサイト運営は、「本家サイト」と、各キーワードに特化した
「分家サイト」をいくつも運営するのが主流になる

検索エンジンは、検索ワードとの関連性を確認するために、サイト
内部要因を次の四つの視点で評価している。専門性、情報量、整理
力、利便性 また、外部要因を次の四つの視点で評価している。権
威、質、推薦力、数

あなたが持つ素晴らしい情報は、大見出し・小見出しを巧みに使い
分け、ページを分けて伝える必要がある

検索エンジンから評価を受けるための利便性は、次の2点にある
・行き止まりページがないか?
・1ページ内のリンク数が100個を超えていないか?

複数のコピーサイトのデザインやテキスト、ファイルの容量などが
同じであれば、意図的に作成した”サクラサイト”として判断され、
魔女狩りの対象となる

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『消えるサイト、生き残るサイト』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4569694799
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┃▼目次▼
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┃ 序 章 検索エンジン業界で起きる「喜劇」と「悲劇」  
┃ 第1章 なぜ多くのサイト運営者が失敗するのか?
┃ 第2章 検索エンジンを知る
┃ 第3章 あなたのサイトは、9つの視点で丸裸にされる
┃ 第4章 サイト運営者に贈る8つの戦略
┃ 第5章 ブッちぎりでライバルに差をつける「11のメソッド」
┃ 第6章 専門業者が絶対に話さない「裏手口」
┃  
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