2005年9月28日

『今日は残りの人生の最初の日』

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4763196367

本日の一冊は、これまでに11カ国語に訳され、世界60カ国以上で読まれたという、イギリスのベストセラー自己啓発書です。

著者は、29歳でガン宣告を受け、絶望の底から人生を逆転させた方で、イギリスBBC放送のプロデューサーを経て、成功哲学を説く講演家となった人物です。

本書では、ゲーテや孔子、セネカ、エマーソンなど、歴史的な著名人たちの名言をひも解きながら、成功の法則について述べています。

内容は自己啓発書の王道であり、とくに奇をてらった記述はないのですが、味わい深い文章と、読者を励ます強いメッセージに心打たれます。

はじめの一歩を踏み出すのは誰しも怖いものですが、本書はその恐怖心を取り除き、後悔しない人生を歩むことの素晴らしさを説いています。

後悔しない人生を歩みたいすべての人におすすめしたい一冊です。
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■ 本日の赤ペンチェック
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成功はまぐれ当たりではない。成功とは計画的に手に入れるものである

運とは、蓄積のあるところに偶然にチャンスが訪れること
(セネカ)

たとえひどい目に遭ったとしても、忘れてしまえば何もなかったのと同じだ
(孔子)

成功する人はつねに挫折を視野に入れている

目標を達成して成功する者は逃げ道をつくらない。すべてを自分が引き受けてやり抜こうという情熱があるから、決してやめない

成功するために生まれてきたわたしたちにとって、何よりも恐ろしいのは失敗ではない。物足りない人生を送ること、なぜやらなかったのだろうと後悔することだ

取り柄のない人など、どこにもいない。自分の力を真っ先に認めてやるのはほかの誰でもない、自分自身である

勝者とは、転ぶ回数よりも立ち上がる回数のほうが一回だけ多い人のこと

明日の実現を妨げる唯一の壁は、今日抱いている疑いである

失敗をすればよくわかる、誰もあなたほどそのことを気に病んだりしない

世の中には教養のある落伍者など掃いて捨てるほどいる。ねばり強さと確固たる意志、これさえあれば、こわいものはない

プランを立てるときには、積極的に情報を求め、アドバイスを受け、必要とする援助を求めよう

情熱は覚悟の、覚悟はパワーの源となる

何が起きたかが問題ではない。肝心なのは、それにどう対処したか

偉大な人間には使命感がある。つまらぬ人物には願望がある。狭量な心は逆境に遭うと萎えてしまうが、偉大な心は逆境をもものともしない

自分を信じる力がほんものならば、世界があなたを信じるだろう

自分が生きていたことで誰かが幸せであったと知ること。これが成功したということだ
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『今日は残りの人生の最初の日』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4763196367
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■目次■
はじめに
第1章 成功の意味
第2章 ヒーローになる
第3章 重大な秘密
第4章 目標を明らかにする
第5章 一にもプラン、二にもプラン、三にもプラン
第6章 自信
第7章 使命感
第8章 失敗を恐れない
第9章 まるごと引き受ける
第10章 自分を祝う
第11章 誰だって成功できる
第12章 新しい始まり
おわりに
付録 成功するための脳トレーニング
訳者あとがき
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